中国にも宗教があるそうですが現在では細々と何処かで続いているのか、あまり目立ちませんし、目立とうともしていないようです、国の方針でしょう、国民が自身の意思で集団を作ることを極度に嫌がる体制なので、集まりだすと弾圧されます、歴史的にも、国が崩壊する一番の理由は国民の蜂起でした、清国の没落に代わる様に台頭した中共も国民の蜂起から始りましたが、その主義主張や国民みんなの国だというスローガンも、あの大国の経営を維持するには表看板にしかならないようです、錦さんも近さんも自らが担当した中共が略取した自治区の住民を殺戮しすぎたので、トップに立ってからも報復を恐れて一層の弾圧をしています、一人っ子政策の結果、結婚適齢期の男性が女性より3000万人も多くなってしまった問題の解決法方の一つとして自治区に大量に送り込み血の同化を目論み民族そのものを粛清しようとしています、中国の13億の国民が出来たらの仮定ですが、1,2,3で一斉にジャンプすると、その衝撃波を受ける地球の何処かの場所が大地震に見舞われ崩壊するそうです。
その中国の人口に追いつけ追い越せの勢いで人口が増えているのがインドです、インドには神様が沢山います、インド人の知り合いにヒンドゥー教の神様の内、どの神様をメインに信仰しているの?と尋ねると、全部!と言われたことがあります、日本にも八百万の神様がいてうまくやっているのですが、インドの神様はその日本の神様にもちゃっかり入り込んでます、七福神の中の毘沙門天、大黒天、弁財天、他 聖天、自在天、梵天等々・・神仏習合で仏教と共に来日された神様が多いですが、元来現世ご利益のあるヒンドゥー教の神様が多いようです
ヒンドゥー教からすれば仏教の創始者のゴーダマ・シッダルタもヒンドゥーの神様のヴィシュヌ神の化身として登場し、偉大なるヴェーダ聖典守るためワザと偽宗教を広めたことにされています、ヒンドゥー教はスケールが大きく有りとあらゆるモノを包容するのですが,ヴィシュヌ,
シバァ、ブラフマーの神様たちが繰り広げる俺のほうが大きく、長く強いといったやりあいは何だか子供の喧嘩を観ているようです。
私も初めは良く解らなかったのですが、こんな話を読んだことがありました、ある時、鳥が空を飛んでいて木にぶつかって落ちた、地面に落ちて鳥は死んでしまった、通りかかった水汲みの少女たちが憐れに想い鳥を弔った、それを見ていた少年が鳥の死んでいた場所に羽を一本置いて丸印でかこんだ、その後に通りかかった人が何の印だろうと考えたが花を一本供えた、その次の人もそれを見て花を供えた、その次の人は供物も供えた、その村の長はこれでは駄目だと小さな祠を建てた、人々はその祠の前を過ぎる時は手を合わせるようになった、お供え物も沢山増えるようになり、その横でサドゥー(修行者)が住む様になった、時が経つにつれ規模も大きくなりお祭りも開催されるようになった、終には立派なガルーダの神殿が建立され偉大なガルーダの伝説の地として全国的にも有名になったと・・・誰に強制された訳でもなく名高い僧侶が始めたのでもなく、ごく普通の少女や少年たちの純粋な行動に、少しづつ触発されて人々が善意を積み重ね、終には信仰を集めるようになった、ヒンドゥー教とはそんな宗教です・・・
為政者の為でなく、国に住む全ての人々が自発的に信仰し、大きなお祭りを開催したり、神様の張りぼてを担ぎ上げてパレードをしたり、国民土着の宗教であるヒンドゥー教は、解りやすく、面白く、スケールが大きく、国民の生活に密着し、何だか日本の八百万の神様に対する信仰と通じるところもある素晴らしい宗教だと思います、アメリカで一番弁護士の資格を新しく取得するのはインド人だそうです、この民族は頭脳明晰です、悠久の歴史を誇るこの国の北にある世界最高峰のあるヒマラヤはインド亜大陸が大陸移動でユーラシア大陸にぶつかって盛り上がってできたそうです、インド北部にそびえるヒマラヤを須弥山に喩え、須弥山は天に届く神々の山です、その向こうには世界一の人口の国に虐げられている地域があります、是非ともインドの神様たちに救いの手を伸ばして頂きたいところです、この国からカーストさえなくなれば最適なのですが・・・世界の国が手を組んでカースト撲滅を目指しましょう!・・