私は、職業に必要な資格を取るために必要な教育・研修・講習を管理しているのです。(実施管理者と呼ばれたり、実施責任者と言われたりします。)
そんな立場で、教育は不要・不急とは、全く思っていません。
ですから、4月から7月まで中止することなく(ただ受講希望者が少なくて中止が1回ありましたが)
、感染対策を必死で考え、講じて、開催してきました。
そんな努力をあざ笑うかのような、全国の小中学校、高校の休校というあの大号令は、こたえました。
そうして、今の政府にとっては教育は不要・不急な施策だったんだ、と気づきました。
戦時下にあっても学校は継続していました。空襲が来るときにも、その時だけ逃げるだけで、授業を中止したりはしませんでした。
戦後も、教育を受ける権利はどこでも誰にも尊重されていました。
学ぶことが、当時の貧しさから抜け出す道筋を教えてくれる、と親も子供も信じていました。
現代では、教育は子供にとっても親にとっても「不要・不急」なのでしょうか。
スマホが何でも教えてくれる、検索で自分好みの結論も探せるから、自分の頭で考えることもしなくよいから、なのでしょうか。