海外組の凱旋試合となった日本vsペルーの一戦。
スタジアム、実況、解説、及び多くの視聴者の注目は海外組の活躍だったことに間違いはない。
解説者Mに至っては、システムなんかよりどうたらこうたら、とかぬかしていた。W杯予選前の少ない強化試合に対してだ。
キリンさんには失礼かもしれないが、この試合は新たな攻撃のオプションの可能性と、新戦力を「試す」ための試合。
もちろんその上で勝つに越したことはないが、勝利は至上命題ではない。課題を見つけることこそがこの試合の意味であると素人なりに思う。


それでは素人なりに気になった点をいくつか。

まずはオフ・ザ・ボールの動き。
ボールを持っていない選手のボールを引き出そうという動きが乏しかった。
ましてやボールが来たことに驚いて(QBK?)反応できてない場面も多く見られた。
これでは攻撃も停滞し相手DFを混乱に陥れることはできないだろう。
ボールを持っていない選手が空いているスペースに走り込み、ボールを呼び込み、DFを引きつけ、さらに空いたスペースを使う。そういったプレーが少なかったように思える。

次に気になったのはパスを出した後の動きだ。
パスを出した後、そのパスの行方を見守るといったシーンが多く見られた。いや、ほとんどそうだった。
そしてワンツーもほとんど無かった。
パスを出した選手が動きを止めれば、相手はその選手をチェックする必要が無くなり他のフリーの選手に付けばいい。
相手としたらかなり守りやすくなるのだ。
つまるところパス&ゴーの徹底が必要なのだと思う。

守備面では相手を押し上げるような守備が見られなかった。
裏を取られる事を恐れて引いてしまうという場面が何回か見られたのは残念だった。
ラインを上げてボールを奪ったらすぐに攻撃に繋げるという意識が低いと感じた。


他にも新システムへの戸惑いや、基本システムの依存、主力選手への依存など、いくつか気になった事はあったが正直挙げればキリがない。

南アフリカW杯で守備を固めれば世界を相手にしても負けにくいということが分かった。
日本人の特性から、その守備から時間をかけずに相手ゴール前まで到達できる素早いカウンター攻撃を基本戦術とするのが一番合っている気がする。
ペルー戦はそれに必要な攻守の切り替えの早さと、オフ・ザ・ボールの動き、パス&ゴーといったフットボールの基本であり最も難しい動作の徹底が足りないと感じさせられた試合だった。
代表という限られた時間ではかなり難しいかもしれないが…


言い忘れたがサポーターもミーハーだらけだった。
応援している自分に酔ってたり有名な個人の選手にばかり声援を送ったり…
もっとチームのために、チーム全体を応援すべきなのでは?
何せサッカーはチームスポーツなのだから。

以上素人の意見でした。