流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星
 
 
それから、数日たったある朝の事。
 
 
 
寝室のベッドの周りが冷えている。
 
 
 
秋が来たんだね!
 
 
 
朝の日差しを入れると、
気持ちいいなぁ。
 
 
 
 
スマホを見た。
 
 
 
相変わらず、
元彼からの返信は無い。
 
 
 
 
 
 
ああ、
良かった、
 
 
 
終われた。
 
 
 
納得して終われた。
 
 
 
 
なんというか、
すっきりした気持ち。
 
 
 
ここ数ヶ月の恋愛沙汰が、
全て色あせていた。
 
 
 
私を抱きしめてくれる人は、
誰もいない!
でも、それが嬉しい。
 
 
 
終わったのが嬉しい。
だって、
これが始まりだもの。
 
 
人生には、さまざまな区切りがある。
 
 
海さんを好きになって、
付き合えて、
別れて、
いろいろな人と出会えた。
 
戻ってきて、また一緒に働けた。
2人でも会えた。
もう、十分だ。
 
 
 
今年、
確実に私は変わった。
見かけも、
中身も、
仕事に対する姿勢も。
 
 
 
別人のように、
強く大きく、
そして、
私なりにだけれど、
 
少し綺麗になった。
 
それらは、
形は無いけれど、
得難い、
代えがたい物だ。
 
 
 
そして、これから、
さらに強く大きくならなくてはいけないのだ。
 
 
誰かのために、何かをしたい。
そんな強い思いから、続けてきた、介護の仕事。
 
 
そんな事を思いながら、
 
ベッドの下の引き出しから、
海さんからもらったウインドブレーカーを取り出した。
 
初めてのデートの時にもらったものだ。
 
 
 
 
 
楽しい時は、
嬉しくて抱きしめ、
 
 
別れた時は、涙をふいた。
寂しい時、肩に羽織り、
遠い記憶になった彼の温もりを思い出そうとした。
 
戻ってきたときも、
嬉しくて
嬉しくて、
ひっぱり出してみた、
ウインドブレーカー。
 
 
 
それを、ビニール袋に入れ、
燃えるゴミとして、
生ゴミと一緒に出した。
 
 
 
まだまだ、
出勤時間には間がある。
 
 
 
 
復縁セラピストの〇〇田先生に、
メール相談を止めると送った。
 
 
もう充分、頑張ったので、
納得しました。
他の生活の部分…
家庭や仕事を重視してやっていきたい。
もし、また時間が経ち、
まだ、元彼が好きだったら、
その時は相談させてほしい。
 
 
 
 
 
 
 
朝食と、
子供達の昼ご飯を作りおきした。
 
洗濯、猫の世話、金魚の世話、
 
着替えて、お化粧、髪をアップにして。
 
自転車で、出勤した。
 
 
 
朝は忙しいのだ。
 
 
 
 
 
何かが始まる、予感があった。
 
その為には、
 
何かを捨てなくては。
 
 
 
 
私は元彼への執着を
全部手放せていた。
 
 
 
 
 
 
何か大きく変わっていく。
 
なんだ、なんだ???
 
 
ドキドキ
ドキドキしながら、
 
私は自転車で、
車の通りの激しい国道を走った。
 
 
 
進め、前へ、走れ。
 
 
立ち止まってもいい。
だけど、
 
進むのは、前しかない。
 
 
 
 
 
 
 
キリがないなんて、大きな勘違い。
区切りは勝手にやってくる。
 
 
 
ドキドキが止まらないよ!笑い泣き
 
 
 
 
 
元彼に会いたい  おしまい爆笑