オールディーズ

訳すると、昔流行った音楽

今では"オールディーズ"は、1970-80'sの音楽も入るとか。

でも、50代のあたしは、やっぱりオールディーズ＝1950-60's

映画「アメリカン・グラフティ」の世界。

50's-60'sがメインのオールディーズのライブハウスは、30分はライブ、30分はお客様の飲食、それの繰り返し。バンドに居た事もある、懐かしい時代。

ライブの30分は、

最初の2～3曲は、ミディアム～ちょいアップテンポな曲。

その後はMC。

続いて、ミディアムスロー…チークダンス的な音楽や、ミディアムテンポな曲が、2～3曲

そしてまたMCがあり、ライブの後半最後は、ロックンロールやロカビリー。ツイストが踊れるような曲を3～4曲。

これの、繰り返し。

あたしが1950-60'sの曲と出会ったのは、今から約40年前。中学時代の先輩が竹の子族に居て、「見に来な」と言われて、見に行った時。先輩に挨拶して、踊りを見て…。アラベスクが主流でした。

が、あたしの目に留まったのは、竹の子族とは違った風貌の、ロックンローラー。

男の子はリーゼントに革ジャン、女の子はポニーテールにサーキュラースカート。

一目惚れでした。

その後も、竹の子族の先輩からは、「また来週も見に来な！」と言われ、もちろん出かけました。ただ、理由は、ロックンローラー族が見たくて。

そして、竹の子族ではなく、ロックンローラー族のあるグループに所属し、ショートカットだった髪を伸ばし、あたしも、ポニーテール、サーキュラースカートでツイスト踊る！と意気込んでいたら、グループのリーダーから、「おまえは似合わない！」と言われ、赤いシャツと黒のタイトスカートで、ツイスト、踊ってました。

隠し事はしたくなかったので、母に正直に理由を言ったら、

「ディスコみたいじゃないんだったら(今で言う密閉、そして夜)、良いんじゃない？」

そう言われ、毎週日曜日は原宿へ。

当時のローラー族は、前述した「At The Hop」や「「Rock Around The Clock」の繰り返し。

仲良くなると、メンバーのほぼみんな、永ちゃん(キャロル)やクールスが好きで

そんな、ヤンチャなお兄さんたちやお姉さんと踊るのが楽しみでした。

先輩たちと初めて矢沢永吉さんのコンサートに行った時の事、今でも覚えてます

そんな、未だにロックンローラーを豪語しているあたし。

昨夜23時過ぎ、このニュースを見て、「えっ！！？？？」

横たわっていたのを起き上がり、散々ニュースを検索していました。

リトル・リチャード

この写真の時は死因は明らかではなかったけど、今朝、癌で亡くなったとのニュースを見ました。

彼の音楽は、まさしくロックンロール。

あたしの大好きなロカビリーではなく、ロックンロール。

バンド時代、後半ラストに向け、ツイストが踊れる3～4曲の中、彼の曲は毎回入ってました。

1950年代のアメリカと言えば、黒人差別の時代。

そんな中、音楽の才能を買われたミュージシャンが多々居て、もてはやされてはいたけど、結局は人種で片付けられ…。

そんな時代で、こんなかっこいい音楽を打ち出した人。

リトル・リチャードは、バンドの時はもちろんだけど、映画出演された時のこと、よく覚えてる。

今は天国で暮らしている、あたしの心…真友のCokoちゃんから頂いた、この映画のVHSビデオ。今でも大事に持っている。

ハル・ベリーやヴィヴィカ・A・フォックス、ラレンツ・テイト等が名演した、ノンフィクション映画。

この歌のヴォーカル、Frakie Lymonと、彼の遺産相続で争う3人の奥さんが裁判で争い…という内容なんですが、この映画の中で、リトル・リチャードは、フランキーの友人＝本人役で、登場するんです。

昔更新してた、Black Cultureのホームページ。

そこで散々取り上げた、大好きな彼らの音楽。

昔から、「キング・オブ・ロックンロールと言えば？」

そう聞かれる度、

大方が「エルビス・プレスリー！」と答える中、

あたしは、「リトル・リチャードよ♪」

そう答えてます。

これからも

今日は日曜日。22時から、FM79.5では、鈴木雅之さんの番組があります。生放送かどうかは分かりませんが、リトル・リチャード、きっと取り上げてくれる…と嬉しいな(Smile)

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