治療記録 家族会議 | あなたとペットのココロを繋ぐ☆広島県尾道市のアニマルコミュニケーション*ききみみずきん

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アニマルコミュニケーターの 小森はる です
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新治療開始から19日目 9/17(土)

 

この日、みかんを病院に預けている時間に、

今回みかんが病気になってから、

2回目の家族会議を開きました。

 

1回目は、子宮蓄膿症の治療方針について。

長男が帰省していた時に、4人全員で、話し合いました。

先生は、こんな風にと仰ってるが、どうするか?ということについて。

 

 

今回は、長男は抜きでしたが、

旦那さんと次男と私の3人で、

肝リピドーシスの治療についての、今後の治療方針について。

 

 

みかんがなかなか食べないことから、先生からは、

胃婁や、チューブを挿入しての治療を何度か提案されていました。

(*チューブ挿入については二通り。

 ひとつは鼻からチューブを胃まで通しての給餌

 もうひとつは、首のあたりに穴をあけて、そこから管を通しての給餌)

 

私自身、クローン病という、根治治療が困難な病気を患っている

ことから、実は、過去に胃婁を考えたこともありました。

でも、やりませんでしたけど。

 

鼻チューは、クローン病患者にとっては、

当たりまえのような治療方法です。

ちなみに、私は「ぜーったいイヤ、ムリ」と思って、やったことはありません。

経口治療してました。ちなみに、今はしてません。

 

胃カメラの検査も何度かしたし、

大腸ファイバーも何度も経験したし、

その辛さ、しんどさを知っているがゆえに、

それを、あんなに身体の小さい動物にするだなんて・・・

ただでさえ、ストレスに弱いみかんにだなんて・・・・・

考えただけで、発狂しそうなくらい、

私には辛いことでした。

 

 

だから、最初のうちは、私には考えられないことで、

家族にも、その話はしていませんでした。

 

ただ、あまりにも食べない日が続いたことから、

「そうだ!実際にやってる人がいるかもしれない。調べてみよう!」

と思って、検索してみました。

 

すると、やはり何件かヒットして、

「やって良かった」 というお話しが多かったことに、

それまで拒否感しかなかった私は、驚きました。

 

そして、そういう選択もあるのかもしれないな・・と

思うようにもなりました。

 

 

延命治療については、本当に人それぞれ、

色んな考えがあると思いますので、

自分の選択と違ったからといって、

それを非難する気持ちも、否定する気持ちもありません。

 

皆さん、それぞれが、

本当に、悩んで悩んで、考えて考え抜いて、

出した答えだと思っています。

 

ですから、私の選択と違った選択をした方々をジャッジしている

わけではないということを、ご理解いただいたうえで

お読みいただけたら・・と思うのですが、

 

 

結果的に、我が家では、

胃婁や鼻チュー、首横からのチューブによる給餌という方法での

延命治療はしないこと、ということをこの日決定しました。

 

 

もしかしたら、

胃婁(以下、鼻チューなども総称して胃婁と呼びます)をすることで、

あと何年も、みかんの寿命は延びるかもしれません。

 

必要量を定期的に給餌することで、

体力も劇的に回復するかもしれません。

 

 

だけど、私はこう感じたんです。

 

もし、みかんが亡くなった時に、

胃婁とか、チューブとか、装着された姿を見て、

「あぁ、本当によく頑張ったね、頑張って生きたね」

って、みかんに言えるだろうか・・って。

 

胃婁などの治療をするには、また別途手術代もかかるだろうな・・

っていう、お金のことも考えました。

専用のフードだって、どれかくらするかわからないし、って。

 

だから、もしかして、もうこれ以上、

「みかんにかけるお金は出せない」 って

思っているのかなぁ・・・ と思って、

そこの辺りも、自分の気持ちと向き合ってみました。

 

もし、今、100万円でも、1000万円でもいいです。

いくらでもいいです。

「これ、あげるから、好きに使っていいよ」 って言われて、

お金を渡された時に、私は迷わず、みかんの治療のために

そのお金を使うかなぁ? と考えてみました。

 

答えは、NOでした。

 

ふしぎなくらい、冷静にそう思いました。

いくらお金があっても、

お金が有り余っていても、

そのお金を延命治療には使わないだろうな・・って、

そう思ってる自分がいました。

 

 

だから、この日、迎えに行ったときに、

他県の、設備の整った大学病院に行って検査をすることや、

県内の市外の病院に転院することなども提案していただきましたが、

 

「家族で話合って、そこまではするつもりはありません・・」

ということを伝えました。

震える思いで伝えました。

それを伝えることは、私にとっても、大きな決断が必要でした。

 

 

治療方針は、結局は決定権は、飼い主の決断次第となります。

自分たちの決断で、まだ生きられるかもしれない命を

諦めてしまうことになるんじゃないだろうか?

本当は、もっと生きられる命だったかもしれないのに・・

 

そんな想いで、ずっと悩んでいたのも事実です。

今でも、この決断が、本当に正しいものであったかどうかは

私にはわかりません。

 

ただ、みかんは私の大切な大切な存在だけど、

私ひとりのものではないのも事実。

 

旦那さんや息子たちにとっても、大切な存在。

だから、家族全員で決めたことを、今は尊重したいと思っています。

 

 

 

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