ただ逢いたくて

ため息がこぼれる

何かをしたい訳じゃない

ただ側に居たいだけ

思い出すだけで

涙が溢れる

この感情に名前をつけるなら

間違いなく「恋」なのだろう

だけどあなたは知らない

この優しい苦しみは

僕だけの宝物だから




呼吸(いき)をする
月は満ち引きを繰り返し
花はその短い生命(いのち)を終える
当たり前のことが
何よりも大切でいとおしい
そう思えるようになったのは
大事な人を失ってからだった
何が正しくて
何かが間違っている
そんなしがらみから脱け出したくて
日々足掻いていた
毎日は風のように過ぎていくけれど
想いは募るばかり
泣きたくて、苦しくて
でも時間は待ってくれなくて…
そんな僕に手を差し伸べてくれたのは
優しい光を纏った君だった
呼吸(いき)をする
風を感じて立ち止まる
人は前ばかりを向いては進めない
だけど
この世に生きているのなら
歩き続けていきたいんだ
光の射す方へ
まだ見えぬ明日へ…
眠れない夜は

君の笑顔を浮かべよう

不安なんて

すぐに忘れてしまうから


まんまるお月様を見上げて

目を閉じた

僕のいる世界は

あまりにも綺麗で

少し涙が出た


明日太陽が昇ったら

君に逢いに行こう