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REALIVEの初日に恩田陸さんの「springスプリング」をやっと読み終えました。
この小説はピアニストの友人に「読んでいると主人公が羽生くんに思えてくる」と勧められました。
描かれているのはバレエの世界。
ピアノを弾く方はこういうところからも美を感じ取り、演奏の下地を整え、表現を磨くのでしょう。
読み始めた頃、この小説が本屋大賞にノミネートされたことを知りました。
そして読み終えた頃には次の年の本屋大賞が発表され、「イン・ザ・メガチャーチ」が受賞していました。
こんなに時間がかかったのには…言い訳があります。
集中が途切れて読み続けられなかったのです。
バレエの天才、萬春くんの佇まいに氷上の結弦さんが重なって見え、あの時のあのプログラムやある瞬間を思い浮かべてしまう。
バレエの仲間に振付をする場面では、結弦さんのセルフコレオの動画を思い浮かべてしまう…という具合。
その度に読書に戻ろうとしては、気が付くともう全然読んでいない。
読み始めては妄想の世界に沈み…を繰り返し、これも老化なのか?と自分の脳みそがほとほと信じられなくなりました。
後半ではバレエの友人が音大に進み、主人公のために全幕オリジナル曲の作曲を手がけてくれる。
共に作り上げるコレオはコンテンポラリーダンス。
そのころの主人公は「春ちゃん」呼び。
偶然とは思えないほどメンテナンス明けの公演とも重なりました。
第2部PREQUEL : Before the WHITEの羽生結弦さんを、違和感や居心地の悪さを全く感じる事なく自然に受け入れられたのは、もしかするとspringの世界と行ったり来たりしていたためかもしれません。
このタイミングで読み終えたのも何か采配めいたものがあったのかも…
CS放送の録画で羽生さんの氷上のダンスを味わいながら、本編の発表を楽しみに待ちたいと思います。