Tree Therapy Reading
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自分の木

    木のついて、あるお話をします。



    ある若い女性は、あと数日で自分が死ぬことがわかっていました。

    最初は,そのことで,かなり深刻な精神状態だったのが、ある日
   を境に、実に落ち着いた,ある意味、崇高というか神々しい様子に
   までなっていきました。

    それはなぜなんだろうと尋ねてみると、彼女は病室の窓を指差し
   ました。
  
    そこには、大きな一本の木が見えました。
 
    花をつけ、豊かな葉をゆらせた枝が見えます。

   「私は,あの木とお話をするんです」
   と、彼女は言いました。

    木が何と話すのか聞いてみると、
   「私は、いつまでもここにいます。私は永遠の命だから」と,木が
   語りかけてくれるというのです。

    一本の木と語ることによって,彼女は崇高な精神を手にいれたの
   です。



    また、不幸の連続で何もかも失い,打ちひしがれた人がいました。

    誰からも何の支えもなく、希望も何もない状態が長く続きました。

    しかし、あるときから,自分の人生を変えることができたという
   のです。

    それはどのようにしてかというと、彼は公園の林のなかを歩いて
   いたときに,直覚的に「自分の木」を見つけたらしいのです。

    それから毎日、その「自分の木」に会いに行くようになって,自
   分の人生が変わったというのです。



    人にはそれぞれ「自分の木」というものが決められているのだ、
   といいます。

    人の魂は,木の根元から降りてきて人の身体に入っていき,死ぬ
   ときには、また、魂が木のところに戻っていくのだそうです。

    私たち一人ひとりに、それぞれ「自分の木」がある…

    そして、その木は私たちの生から死まで、ずっと見つめていて,
   支えているのだといいます。


    誰か人を、自分の支えにしても,その人は自分より先に死んでし
   まうかもしれない…

    ペットが心の支えだという人もいますが、ペットの寿命も長くて
   十数年です。

    それに対して,木の寿命は数百年、場合によっては千年以上です。

    木は、数百年以上,同じ場所にずっと立ち、時代を超えて、さま
   ざまなものを見つめています。

    人生のどこかで行き詰まったり,悩んでいるときに、自分をずっと

   見守ってきた「自分の木」が支えになってくれるかもしれません。

    その木が、実は、他の誰よりも、自分をずっと支え続けてくれてい

   た存在なのかもしれません。


    さっそく、こんどの休みの日に、公園や森に出かけて、「自分の

   木」を探しに行ってみませんか?

    森に出かけて、心が安らぐ「自分の木」を見つけて、その木のそ
   ばでのんびり休んでみてみませんか?

   「休む」の「休」という漢字は、「木」のそばに「人」が寄り添っ
   ている姿をあらわしているのですから。



ごあいさつ

きょうから、ブログを始めます。


世親(せしん)といいます。


よろしくお願いします。



「これから、

「ツリーセラピー・リーディング」という、私が今までおこなってきたセラピー・リーディングについて

書いていこうと思います。


「ツリーセラピー・リーディングって何?」と思われる方も多いと思いますが、

自分の生き方の方向性や使命、迷った時の指針になるものと言えます。

(もちろん、恋愛面も)


これから、いろいろ説明していきますので、ご興味のある方は、ぜひ読者になってみてください。


近いうちに、無料リーディングもおこなう予定です。