散歩が嬉しいのか歩き始めは落ち着きが無くぐいぐい引っ張られる、そのために苦しいのかぜいぜい言っている。
10分も歩いていると落ち着いてきておじさんの歩行ペースに合わせた歩みとなるが道端に何か落ちているとその方向にダッシュするので車や人通りの多いところは危なくて歩けない。
それで遊歩道やあぜ道、住宅街の小道などを選んで歩くようにしている。
この道は
昨日散歩した用水の上流でかなり曲がりくねっている、昨日の場所の川幅は10m以上あるがこの辺りは用水の幅は正味1m程度しかない、護岸部分の幅では4~5m程か、ここまでくると遊歩道など整備されていないのであぜ道の様な風情。
この用水を堺にして左手は、右側は越谷市となる。
一見田園風景のようだが左の林の裏手はもう住宅地が駅のほうまで広がっておじさんの家もその中の一軒、右手も同じように一戸建て住宅が広がり小規模ではあるがマンションが立ち並ぶ。
40年ほど前に父親の仕事の関係で両親ともども引っ越してきた頃はこの辺りは延々田んぼや畑が広がっていて「随分田舎に引っ越してきたなー」などと思ったものだが今では駅のほうまで町並みが途切れることが無くところどころに狭い農地や小さな公園がちらほら点在するだけとなった。
上野まで30分程度の立地であの東京スカイツリーまでも30分程度。
また東武鉄道が地下鉄日比谷線との相互乗り入れ、約30年かけて東武本線を複々線化して・半蔵門線とも相互乗り入れして大手町や銀座・渋谷方面へも便利な為か通勤圏としてはいいところで東京西部と違い地価も安く発展したのだろうね。