非結核性抗酸菌症かもしれないブログ(仮)

非結核性抗酸菌症かもしれないブログ(仮)

2024年1月に健康診断からの精密検査で指摘されました。
未確定・無症状の状態から淡々と記録していきます。

今日で抜歯から五日目ですが、頬が腫れています。

これがまた、いい感じにふっくらと優しげなラインになっているのです。もともとが頬がこけていてキツい印象だったので、これはこれでアリです。

 

さて、50代にして大半の歯を失っているわたしですが、理由は持病です。

高校を卒業して間もなく発症した「シェーグレン症候群」でのドライマウスが年を取るごとに酷くなって、ここ数年で次々と歯を失いました。

 

数年前にガムテストを受けたところ、1mLしか唾液が出ませんでした。

通常は10分間ガムを噛むと10mL以上の唾液が分泌されるらしいので、10分の1です。

 

たとえば白米を食べると、口の中で餅つき状態になり団子状になった白米が飲みこめません。

ポテチを食べるとぎゅっと凝縮されるか、欠片が口の中のいたるところに貼りついて飲みこめません。舌がカラカラに乾燥しているので、貼りついた欠片を剥がすこともできません。

 

だから、食事中はひと口ごとに水分を摂っています。

わたしの最期は喉を詰まらせての窒息死じゃないかなあ、とぼんやり覚悟しています。

 

それと、ドライアイで涙も出ません。

四年前に父を亡くしましたが、そのときにも一粒の涙も流れませんでした。

悲しくて悲しくて、しゃくりあげるほどに泣いているのに涙が出てこないのです。泣きたいのに泣けないというのは、非常にストレスが溜まります。

 

あとは紅斑が出たり、レイノー症状が出たりすることもありますが、たぶんシェーグレン症候群としては軽い方だと思います。

出産も問題なく出来たし。

 

入院したのは二十歳のころに二回だけ。

そのときにステロイド治療でプレドニンを服用しましたが、数年かけて終えました。

ちょうど成人式と重なり、副作用のムーンフェイスで肉まんのような顔をした記念写真が残りました(捨てました)。

 

シェーグレン症候群での通院は、もうずっとしていません。

紅斑に使うステロイドの塗り薬を、かかりつけのクリニックで花粉症のついでに出してもらうくらいです。

 

30年そういう具合だったので、非結核性抗酸菌症が確定しても、これまでと変わらぬ心持ちで過ごすことになると思います。

 

が、正直めんどくさいです。

今日は調子がいいなあ、なんて感じを最後に味わったのはいつだったのか、もう思い出せません。つねに不調です。

この上でさらに苦行が増えるのかと思うと、うんざりします。ホントに。