2日  水星獅子座入り
          海王星逆行開始
   6日  蟹座新月
 12日  金星獅子座入り
 21日  火星双子座入り
          山羊座満月
 22日  太陽獅子座入り【大暑】
 26日  水星乙女座入り
 
 
魚座にある土星は6月30日に逆行を開始しており、
海王星は2日に魚座の最終度数29度55分で逆行を開始します。
 
すなわち黄道十二宮の終わりの星座の終わりの度数に位置しています。
 
 
この最終度数は「涙の度数」と呼ばれています。
 
特に水の星座の29度、または蠍座の29度を
「涙の度数」とする、という説もあります。
 
最もその星座の世界観を熟成した形で体得し、
次の星座に境を超えて飛び移る直前が、カプス直前の29度辺り、ということになります。
 
 
 
魚座も海王星も「浄化」や「膿出し」を象徴します。
 
 
天体は逆行を開始する前後は、
「ステーション(留)」の状態で、
エネルギーがとても強まりますが、
 
今月は、
他の星々と美しい調和の配置を形成するため、
この浄化作用は《癒し》として働きそうです。
 
 
自分の内面やこれまでの「過去」としっかり向き合うことでたくさんの癒しが起こる、
 
その象徴的な出来事が先月末からこの7月にあるかもしれません。
 
 
 
この夏、ニュースになりそうなのが週休増加への要望がありそうです。
 
人々は、志を持って働き経済的にも安定したよい生活を求める心理と、
仕事一辺倒で自分の生活を楽しむ余裕もないまま懸命に働かねばならない状況の間で、板挟みになっています。
 
人々は、もっと頻繁にリラックスし、自分の時間をもっと持てるよう、
仕事が課す重荷を軽くできるような法律を望んでいる、と感じます。
 
 
 
今月中旬あたりから、蟹座から獅子座へと運行する星々と、
魚座の土星や海王星、牡牛座天王星、火星、木星など、
多くの天体が複雑ながらも調和し合い、
とても豊かな配置です。
 
 
21日は先月に続き、山羊座での満月になります。
 
 
今年の新月や満月は、「社会的な役割」に関わる場所に星々が集まる傾向が強く、 
 
暮らしと仕事のバランス、それらの充足感を模索する意識が高まることが考えられます。
 
 
目の前の現実や足元の基盤を見つめ直すこと
 
 
その重要性に気がつくようなことがあるかもしれません。