GunDogのサポートを始める前後、スティックの持ち方やバスドラムのペダルのセッティングから、試行錯誤していた。
どうしたらよりラクに叩けるのか、
より綺麗な音色が出せるのか、
より速く叩けるのか、
より大きな音が出せるのか。
それらに加えてそれまで速い曲ばかりに偏った演奏をしていたので
GUNDOGの緩いテンポのリズムがなかなか安定しなかった。
要はサポートとは名ばかりで
足を引っ張ってばかりいた。
よくKに言われたよ。
「なんでこんなにカッコいいフレーズ叩くのに普通のリズムが叩けないの?」
それを思い出すと今でも申し訳なく思う。
そんなデタラメなリズムでもカッチリ縦線を合わせてくるGUNDOGと言うバンドは
団結力が抜きんでていたのだろう。
そういえば、僕がサビ前のブレイクの2小節をすっ飛ばして叩いた時も
ちゃんとみんなついてきてくれたのにはびっくりしたっけ。
Kと言う人は確かに素晴らしい人間だけれども
人間なのだからできないことも普通にある。
大体ね、一人に全てを求めることが愚かだ。
できないことは周りのできる人の手を借りれば良いわけで、
誰かができない自分ができることは手を貸せばよいわけなんだけど。
バンドってそんな簡単で単純なことを忘れがちなんだよね。
そこで躓くことは珍しくない。
GUNDOGはそれが自然にできていた。
お互いに心を配り合い
フォローしあっていた。
こんな動画見つけた。
普段からKはこんなノリだったよ。
ムードメーカーで、みんなをいつも和ませたり、笑わせたり。
ちょっと品は無いけれどね。(苦笑