到着するなり白い包みを渡されたのさ。
私「えっ、なにこれ。」
妹「・・・」
私「開けていいの?」
妹「うん」
包みから出てきたのは
手帳&ペン
私「えっ、なにこれ。」
私「・・・」
私「なんで?貰えないよ」
直ぐに察しはついたがとぼけてみる。
と言うのも、
先日、わたしの副業が形になったからだ。
副業とは言ったものの、実際はわたしの夢であり、
これで生きていきたいと強く望んでいる事。
妹「私のお祝いの気持ちだから」
私「まだ、うまくいくかも分からないのに、
こんなもの貰える理由がないよ」
妹「あんたは外回りしないから分からないだろうけど、メモする時、スマホでとか、100均で買ったペンでとかはあまりにカッコ悪いよ。」
私「・・・」
妹「ちゃんとした物を持ってないと。ナメられるよ。モチベーションも上がるでしょ」
私「でも、貰えないよ。お礼も出来ないし。」
妹「お礼なんかやめて。要らないよ。
お礼したい気持ちがあるなら、そのスケジュール帳を仕事の予定でいっぱいにして。」
妹「それがわたしへのお礼だよ」
こんな会話が繰り広げられた。
妹よ。
あんた、あまりにカッコええやないかい。
目の前にしたら言えないけど。
あんたがあたしの妹で本当に良かった。
本当にありがとう。
気持ちに応えられるよう。
このスケジュール帳を必ず予定で塗りつぶす。
そう、心に誓った。

