【日付】2023年6月3日(土)

【場所】東武鉄道・南栗橋車両管区春日部支所

【内容】鉄道友の会主催行事・東武鉄道N100系SPACIA Xの撮影会

 

↑東武鉄道のN100系「SPACIA X」は2023年7月15日(土)から営業運転を始めた。

鉄道友の会は東武鉄道の格別のご高配を賜り営業開始前の車両を撮影する機会を得た。会員の間では大好評になり、営業開始前に合計で3回も行った。私は6月3日の撮影会に参加した。

 

↑まずは受付を行う。鉄道友の会の会員ならば参加する資格はあるものの、応募者多数の場合は抽選により参加者を決める。そのため参加希望があるのに抽選から漏れて参加出来ない人もそれなりに居るのが現状である。無料で行われるものでもなく、有料の事がほとんど。最近はJR東日本がウン万円もする撮影会を行う事があるが、鉄道友の会の撮影会はリーズナブルな価格がほとんどだ。今回のSPACIA X撮影会は1000円だった。さらに鉄道友の会の会員証+身分証明書(運転免許証等)も受付で提出するように言われた。集合時刻は13時30分であるが、その5分前には多くの行列が出来ていた。

 

 

↑安全のため「ヘルメットと安全チョッキ」が借用される。鉄道友の会の撮影会(車両基地で実施するもの)は多くでこれが借用される。ヘルメットには東武鉄道の社紋が入っている。これを記録(撮影)する参加者は私以外に流石にいなかった。

まずは鉄道友の会の責任者と東武鉄道の担当者からも注意事項説明を受ける。「鉄道友の会」なので「鉄道の専門家」と言う認識が先方にはある(東武鉄道に限らず)。そのため「鉄道の専門用語」が何の断りもなく飛び交う。ここにいる参加者はいちいち細かい事を言わなくても、専門用語だけでなんでもわかるのだ。

 

 

↑早速編成写真から撮影を始める。浅草方の6号車N101-1(コクピットスイート・コンパートメント)から。

 

 

 

 

↑前照灯を点灯させると東武の「T」の字になる。

 

 

 

↑車両を少し前に動かす。

 

 

 

 

↑「X」の形をしたデザインが特徴的だ。

 

 

 

 

↑5号車(N101-2・スタンダードシート・ボックス席・大型トイレ・ロゴマーク・パンタグラフ)

 

 

↑4号車(N101-3・スタンダードシート)

 

 

↑3号車(N101-4・スタンダードシート・パンタグラフ)

 

 

↑2号車(N101-5・プレミアムシート)

 

 

 

 

 

 

↑1号車(日光方・N101-6・正面からも撮影・コックピットラウンジ・カフェカウンター)

6号車から1号車に向かって編成写真と形式写真を記録した。当然の事ながら新車なので台車・床下機器はピカピカの新品だ。

SPACIA Xは「白く輝く車両」だ。「X」の形をした窓が何とも特徴的で良いデザインをした車両でもある。

 

 

↑SPACIA Xの止まっている隣の線路には、10000系、800系、70090系などの車両が止まる。立入可能場所と立入禁止場所が当然存在し、この車両が止まっている正面には立ち入る事が出来ない。

 

・・・SPACIA Xの車体を撮影した。何ともワクワクする感じがした。続いては車内の撮影に移る。一旦4号車のスタンダードシート付近に参加者全員が集められる。

 

↑ドアには梯子が掛けられる。ヘルメットを外した上で梯子を登り車内に入る。鉄道用の梯子を使い車内に入るという体験をするのも車両基地ならではの事だ。次回はシートアレンジが多彩な車内の記録を紹介する。