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SKE48の新曲「パレオはエメラルド」の購入者を対象とした全国握手会が、7月31日に東京ビッグサイトにて開催され、SKE48史上最多となる5500人のファンがつめかけた。


◆SKE48 画像@「パレオはエメラルド」握手会、「パレオはエメラルド」ミュージックビデオ


前作の累積売上枚数にも迫る枚数を初日で売りあげた新曲「パレオはエメラルド」の握手会。SKE48のメンバーは、イベントについて、「ビックサイトで大きいステージを作っていただいて、イベントができて、すごくたくさんの方が来ていただいたことに驚きました。AKB48さんと一緒ではなく、SKE48としてビックサイトにきたことに、ビックリです。嬉しいなって思います。」「最初ステージに上がった時に、コンサートだったっけ? って思いました。」と、コメント。来場者5500人というSKE48史上最多の数が発表されると、みんな口々に「すごーい!」の声。オーディエンスからは自然と拍手が巻き起こった。



初水着姿を披露していることでも注目されている「パレオはエメラルド」のミュージックビデオに触れられると、「当初、水着が恥ずかしかったメンバーもいたんですが、海外、ハワイで開放感がありました。ハワイだからこそできた(ミュージックビデオだ)と思います。」「(撮影前は)みんな結構お菓子とか控えていたかもしれないです。スタッフさんたちから、“ダイエット頑張らない?”って言われてて。」などなど、撮影前のエピソードが飛び出す。ちなみに、選抜メンバーの中で一番痩せた(自称)という桑原みずきは「私は3kgくらい痩せて、(普段から細い)秦佐和子ちゃんは逆に2kgくらい太って、同じくらいになりました!」と、自己主張。ほかのメンバーはそんな桑原に苦笑していた。



今回、シングル(CD+DVD盤)のTYPE-A、TYPE-Bには、それぞれ松井珠理奈と松井玲奈のSKE48第一期オーディションからの軌跡を追ったドキュメンタリー映像が収録されている。この映像の話を振られると「自分でも見たんですけど……恥ずかしいから観てほしくないです(笑)。小学校6年生で入った時は“オトナっぽい”って言われてたんですけど、やっぱり子供だったんだねってよく言われます。」と、松井珠理奈は照れた表情を浮かべる。一方の玲奈は、「珠理奈とか私の軌跡があるように、それぞれのメンバーにもひとりひとり軌跡があるので、いろんな形でみなさんに知ってほしい。」と、自分だけではなく、各メンバーひとりひとりに、喜びや苦しみ、努力があってこその今日のSKE48があることを訴えた。



また、7月27日のリリース以降、オリコンデイリー1位を連日奪取していることについて、「50万枚を超えたら、AKB48さん、嵐さんに続く2011年3組目のアーティストになれるということで、入れたらいいなって思います。(前作「バンザイVenus」で、初のウィークリー1位を獲得しているから)1位じゃなかったらどうしようって思ってたんですが、デイリー1位で、今、少しほっとした感はあります。みなさんにもっともっと感謝の気持ちを伝えたいです。」と、ファンへの感謝の気持ちを語っていた。



この日は、10月10日まで続く「パレオはエメラルド」全国握手会の初日。イベントでは、握手会のほか、ライヴやトークショーなども行なわれた。





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●ケーシー高峰さん

 医者モドキの白衣をまとい、卑猥(ひわい)なネタでもサラリと笑いに変え、「グラッチェ」「セニョリータ」と怪しげなラテン語を織り交ぜたお色気医事漫談で人気といえばこの人、ケーシー高峰さんだ。住まいは福島県いわき市。福島第1原発事故復旧の最前線基地がある。ケーシーさん、いまどうしているのか。



「ケーシーさんとこはね。ご本人が在宅なら庭に旗が揚がってっから、一発わがっぺよ」

 いわき湯本温泉・スパリゾートハワイアンズから車で約10分の泉・小名浜地区を見下ろす住宅地。近くのスーパーで教えてもらった区画に行くと、緑・白・赤のイタリア国旗を掲げた瀟洒(しょうしゃ)な邸宅を発見。アポなしだったが、ケーシーさん、快く迎え入れてくれた。

「ラッキーだねぇ。昨日まで1泊2日で北海道の利尻島に講演に行ってて、帰ってきたばかりなんだ。利尻町の社会福祉協議会主催で、お年寄りに病気の早期発見・早期治療の必要性を漫談で話してきた。しかし、ボクも気がつけば77。励ましに行ったのに、逆に励まされちゃったよ。それにしても、バフンウニやら魚はうまかったね。ただ、美女のアワビには縁がなかったな、セニョール、ハハハ」

 リラックスした姿のケーシーさん、こういってニヤリと笑った。6年前に発見された舌がんは見事克服したようだ。

「すっかり良くなってさ。まさに“舌”好調だよ。月に3、4回、高座や講演をこなしてる。ホント、全国からお声がかかるってありがたいよね。とくに口腔関係の医師会とか学会には“歩く臨床例”なんていわれて、毎年呼ばれてるんだ」

 手術以来、ご飯が進み、白衣はLLから3Lに。

「今やダイエットが課題」だそうだ。それにしても、なぜイタリア国旗が?

「いわき市で暮らし始めて今年で24年。仕事先と自宅をイッタリ、キタ~リしてるからイタリアなの、ハハハ」



●「気がつけば77。励ましに行ったのに、逆に励まされちゃったよ」

 さて、あの3月11日午後2時46分、仕事先の東京からJRで午後2時頃戻ってきたケーシーさんは自宅のリビングでくつろいでいた。

「そしたら、いきなり地鳴りとともに揺れて揺れて。ママ(夫人)は庭に逃げたけど、ボクはビックリして座ったまま固まっちゃったんだ。食器棚から飛び出してきた食器が目の前でガッチャンガッチャン割れて、リビングはアッという間にグッチャグチャになった。生きた気がしなかったよ、ホントに」

 海岸から4キロほど離れていて、自宅に大きな損害はなかった。しかし、ライフラインはすべてストップした。

「40キロほど離れた阿武隈山地のホテルに2日間避難し、13日に戻ってからは原発が爆発してもずっと家にいる。だけど、家でジッとしててもしょうがないでしょ。で、近所の人と協力し合って市内の避難所に炊き出しに行ったり、支援物資を届けてるの。行けば、“きょうの炊き出しは?”“面白い話してよ”って喜んでくれるし。いわきや浜通りの人たちにお世話になってきたケーシーの恩返しだよ」

 福島第1原発から約50キロ。近隣からは小さな子供たちの姿がめっきり減ったという。

「放射性物質の問題で、どこかに避難しちゃったんだね。でも、ボクはヨウ素(他所)には行かない。死ぬまでいわきに住み続けるよ」

 10月に「いわき芸術文化交流館」で復興イベントを予定している。

「小名浜生まれの世界的名指揮者、小林研一郎さんをスペシャルゲストに、マギー司郎、のいる・こいるなど知り合いの噺家(はなしか)、ジャグラーに声をかけてるんだ。それに向けてテーマ曲も作ってる。タイトルは『ガンバルンバいわき』。みなさん、夏休みはぜひ、いわき市に遊びに来てよ」



(日刊ゲンダイ2011年7月29日掲載)

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辻井伸行、挑戦し続ける鍵盤アーティスト!映画音楽、グルメ…
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辻井伸行(写真:夕刊フジ)



 3月11日。佐渡裕指揮、英BBCフィルハーモニックとの日本ツアーの後半戦を控え、横浜のホールに向かっていた。



 「車から降りた途端、揺れに襲われました。そのときは頭がコンサートのことでいっぱいだったので、ピアノが動いてしまうほどの余震の中、リハを行いましたが、公演は中止となり、あとから大変な事態だと知りました。僕は何ができるか。ピアノ演奏を通して勇気を与えることしかできない。いまも避難所で大変な思いをしているみなさんに、あきらめないで生きてほしいという思いでいっぱいです」



 4月の北米ツアーでは、行く先々で「日本は大丈夫ですか」と心配され、アンコール曲として鎮魂や復興への思いを即興的にスケッチしたオリジナル曲「それでも、生きてゆく」が生まれた。曲との共通性を強く感じた同名のフジテレビ系木曜ドラマで現在、テーマ曲として流れている。



 映画音楽にも初挑戦した。8月27日公開の「神様のカルテ」(深川栄洋監督)で、厳しい地方医療で奮闘する青年内科医の物語だ。台本を読み込んで、長野県松本市のロケ現場を訪ねたという。



 「主人公を演じる櫻井翔さんや監督とお話ししてやさしさやぬくもりを感じました。風や小鳥が鳴く声、蕎麦もすごくおいしかったです(笑)」



 曲作りの感性豊かな表現は、活発な行動力に裏打ちされている。



 「歩くこと、食べること、それに飲むことも大好きです。ワイン、シャンパン…ツアー中は困りますが、何もないときだったら1本は。スペインのマジョルカ島で食べたパエリアや、テレビ撮影で訪れたイタリア・ベネチアのリゾットはおいしかった。マジョルカ島ではショパンの住んでいた家を訪ね、風や空気が心地よかったです。アメリカはカロリーが高くて…いま、ダイエット中なんです」



 何気ない光景も、敏感なセンサーで濾過され美しいメロディーに変換される。たとえば、リサイタルのアンコールで人気の高い「川のせせらぎ」という小品がある。富士フイルムのCMソングにも起用された曲だ。



 「あれはどこの川ですか?と、よく聞かれるんですが、『神田川です』と答えるとみなさんびっくりする。父と川沿いを散歩していて、せせらぎがささやくように聞こえた。父は『そんなふうに聞こえたかな』と首をかしげてましたが」



 幼い頃から、とにかく人前で弾くのが大好き。



 「お客さんがいるほど燃えます。5歳のとき旅行先のサイパンで、自動演奏のピアノがショッピングセンターにあって、私がどうしても弾きたいと、きかなかった。特別に解除してもらって、弾いていると、みなさんが集まってきました。快感を覚え、絶対に世界的なピアニストになるぞ、って思いました(笑)」



 2009年、米ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初優勝を飾り、一躍世界の脚光を浴びた。



 だが、コンクールの名声だけで生き残れるほど甘くないのが世界の檜舞台。今年11月10日、ニューヨークのカーネギーホールで、ポリーニやキーシンら超一流のピアニストたちが出演するシリーズ「Keyboard VirtuososII(鍵盤の達人2)」への出演が決まった。



 「カーネギーはピアニストにとって夢の夢ですから、びっくりしました。コンクールから2年。成長した部分を見てもらいたい気持ちもあるし、またひとつのスタートラインに立ったとも思っています。ニューヨークは厳しい聴衆が多く、喜んでくれる聴衆ばかりではないことも覚悟していますが、まだ20代で新人。プレッシャーを乗り越えたいです」



 立て板に水-の話し方で、東京・初台のオペラシティでのインタビューは弾んだ。楽屋にあるアップライトピアノの前でポーズを取ってもらうと、自然に指が動き出した。しなやかなタッチから驚くほど大きく、透明感あふれる音があふれ、思わずのけぞった。鍵盤が身体と一体になっているのだと感じた。(ペン・中本裕己 カメラ・大山実)



 ■つじい・のぶゆき 1988年9月13日、東京生まれ、22歳。上野学園音楽大学演奏家コースを今年3月卒業。



 全盲で生まれてから天才少年ピアニストと呼ばれるまでの子育て術は母、辻井いつ子さんが綴った『今日の風、なに色?』(アスコム刊)に詳しい。98年、10歳のとき三枝成彰スペシャルコンサートで大阪センチュリー響と共演しデビュー。2009年6月、4年に一度の米ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝して以来、ロシア、ヨーロッパ、アメリカ、中南米など各国で演奏会を重ねる。



 07年10月、エイベックス・クラシックからCDデビュー。27日発売の最新アルバム「神様のカルテ~辻井伸行自作集」には映画のテーマ曲のほか、「それでも、生きてゆく」やビートたけしをイメージした「音の絵」など15曲を収録。ピアノソロにオーケストラアレンジを加えた2枚組も同時発売された。



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