どうしてこうも上手くいかないのだろうか。
きっと君は今頃愛しい彼を想い泣いているのかもしれない
だが俺は無力だ。
こういう時何かMessageを送るべきなのかもしれないが
俺にはそんなことをする資格が無い。
この問題は俺が介入してはいけないような気がして
ただそっと学校が終わった頃に掛かってくる
ひかりちゃんからの電話に耳を傾けるしか無い。
その会話で知った内容はとても残酷で...
俺は信じられなかった。
どう対処していいのか分からないが
こんなにも他人のことに首を突っ込むということは
もしかしたら...
なんて考えてみたけど俺にはどうも分からない。
今まで人を心から好きになったことなんて
片手に収まる程度でしか無い。
そんな俺がアドバイスなんてしていいのだろうか?
軽々しく「俺にすればいいのに」なんて
言っても良いのだろうか...
考えれば考える程分からなくなる。
こうやって俺が考えている時も
もしかしたら
声を押し殺して泣いているのかもしれないと思うと
胸が苦しくなる。
そいつを殴りたくなる。
こういうのもお節介なのだろうか...?
