ウコンはショウガ科の多年草で、英語圏ではターメリックとも呼ばれています。インドが原産であり紀元前から栽培がされていて、それが東南アジア諸国に広まりました。根茎に含まれているクルクミンは黄色い色をしていてカレーの黄色い色の元であったり、スパイスだけでなく染料の原料で用いられています。クルクミンは肝機能への効能が期待できるため、日本では二日酔い対策の栄養ドリンクとしても販売がされます。
苦味が無くてオレンジ色の強い黄色が特徴のものは、秋や赤の言葉を付けて呼ばれていて食材として用いられ、苦味があり健康食品に用いられるものは春の言葉を付けて呼ばれ、漢方に用いられるものを紫ウコンと呼ばれます。
ウコンを用いたおすすめ調理法は
日本では、黄色い色からカレーをイメージしたり、二日酔い防止の飲料として販売されているものが浮かんできます。
良く洗って皮ごとこそげ落とすように薄くスライスし、ペーパータオルなどで水分を取ってから耐熱皿にのせ、500ワットの電子レンジで5分ほど加熱すると、乾燥粉末ができあがります。これをミキサーやすり鉢で粉末にすれば、さまざまな料理に加えることができます。パンケーキの材料に加えればしっとりとしたほんのり黄色いケーキになり、牛乳に紅茶のティーバッグとシナモンパウダーや砂糖と共に入れて温めれば、ミルクティーができあがります。