グリンピースはマメ科エンドウ属の野菜であり、原産地は中央アジアから中近東地域となっています。日本国内では和歌山県や鹿児島県などが主な産地であり、1月から6月の冬から春にかけて多く出回っているのです。日本国内の栽培面積はおよそ800ヘクタールほどとなっており、年間4500トンもの量を出荷しています。グリンピースはエンドウ豆の仲間であり、エンドウ豆の中で未成熟な豆のことを指して言います。新鮮なものは春頃に収穫されていますが、冷凍品や缶詰品などはスーパーでも数多く販売されているのです。新鮮なものほど甘味があるとされており、豆ごはんなどの料理に使用されています。
サラダや豆ごはんとして人気なグリンピース
グリンピースの調理法は簡単であり、鍋に少しずつ水を足すようにして3分ほど茹でるのです。茹で上がった直後に冷水につけるとシワが寄ってしまうため注意が必要ですが、豆ごはんやサラダ、スープの具材として美味しく食べることができます。保存方法としてはタッパーや袋などに入れて冷蔵庫に保管し、3日以内に食べきることです。基本的に日持ちしない食材の一つですが、茹でてから冷凍保存することで長期間でも保存できます。食物繊維やカリウム、ビタミンB1など数多くの栄養成分を含んでおり、便秘や高血圧の予防効果が期待されています。