キュウリは浅漬けなどの漬物やサラダの具材として定番と言っても過言ではない程人気の夏野菜ですが、ハウス栽培のおかげでスーパーや八百屋さんでは一年中売られています。
子供の頃から親しまれている野菜なので原産国は日本だと思う方も結構いらっしゃいますが、実はヒマラヤが原産国と言われており日本へは中国から伝わりました。
江戸時代の頃は黄瓜と書いてキウリと呼ばれていましたが、その後に中国での名前の胡瓜をそのまま当て字にされたと言う説があります。
調理方法は加熱される事は殆どなく、サラダや詰め物の他にもバンバンジーの具材では鶏肉と共に料理の主役になって人気です。
品種も豊富なキュウリ。
調理した後では品種などの見分けがつきにくいのですが、実は品種も多く味や食感も違うのがキュウリの特徴です。
最近スーパーなどで流通している物は表面がつやつやして緑色の物が主流ですが、一昔前は表面が白っぽく粉をふいている様に見えました。
この粉は雨や風から守る為に自然に生成する成分でプルームと呼ばれていますが、消費者の方からは農薬の様に見える事から白い粉の出ない様なプルームレスが品種改良で作られています。
確かに見た目は美味しそうですが、その分皮が厚くなり中の実は柔らかくなってしまった事から昔ながらの歯触りと本来の美味しさを持ったキュウリが見直されて人気です。