美味しいまぐろをご飯と一緒に味わえる鉄火丼を好きだという人も多いと思います。「鉄火」とは真っ赤に燃える鉄を表す言葉で、その鉄のような赤色の身の魚をのせている丼のことを「鉄火丼」と言うのです。同じようにまぐろをのせた丼で「まぐろ丼」というのもありますが、その違いは具をのせるご飯にあるようです。前者はすし飯の上に具をのせますが、まぐろ丼に関しては温かい白飯の上に具をのせる、というところに違いがあるようです。ただ、最近では使っているご飯には関係なくまぐろを使っている丼を「鉄火丼」と呼ぶこともあります。

 

 

 

いろんなアレンジでさらに美味しく!

 

 

様々なバリエーションがある鉄火丼は、漬けにしたまぐろをのせているものもありますし、素のままのまぐろの上に甘辛いたれをかけているものもあります。トッピングに欠かせないのは海苔や胡麻ですね。葱をのせるのも合いますし、最初からネギトロ状にしてあるものも、コクがあって美味しいです。おすすめアレンジは、半分まで食べ進めたら、上品な出汁をかけて「お茶漬け」にすることです。出汁と山葵の何とも言えない香りがふんわり漂って、まぐろの旨みが溶け出すスープの風味がたまりません。さらっと食べられて美味しいです。