こんにちはGGです。
久しぶりにブログを書きます。
まず、今回発生した東北地方太平洋沖地震において
被災された方々やご関係者の皆様にお見舞い申し上げます。
さて、皆さんは今回の地震を経験されましたか?
私は海外にいるスタッフから連絡を待っていたため、会社で普段通り働いていました。
前の席の人と話していたところ、縦揺れが発生。
隣の席の後輩にも「地震だね」などと言いながら声をかけ、
席を立ったのですが、縦揺れの長さにすごく嫌な予感が走りました。
「縦揺れ長すぎない?これまずくない?」と周りに言ったとたん、横揺れが始まりました。
最初に嫌な予感がしていたので、頭に一人ジャンパーを被って、
周りの人にも「机の下に隠れる準備をした方が良いよ。」と、伝言をした直後、
想像以上の横揺れが私たちを襲いました。
揺れが収まった後、TVをみたのですが、
田畑を呑み込む津波のLIVE映像が流れていました。
「これは相当な被災者がでるのではないか。とんでもないことになった。」
と、一瞬にして固まりました。
津波って静かにやってきて、濁流に変わるんですね。
初めてLIVE映像をみたので、本当に心が苦しくなりました。
「逃げてほしい」と願うことしかできなかったから。。。
その後、社内の人が「東京タワーのてっぺんが曲がってる」と言ったので、
外をみたところ、道には車が一切走っておらず、避難所及び、帰宅を急ぐ人が多く見えました。
平日の夕方には見られない人の波でした。。。
世紀末を感じました。
私は映画の仕事に携わっているので、尚更かもしれないのですが、
このような光景はあくまでもフィクションであって、
本来ありえないだろうと、どこかで思っていたんだと思います。
その後、私は自宅まで途中休憩を含め、4時間かけて歩きました。
帰宅途中、ガラスが落下したビルの前を何度か通って。。。
ちなみに、私の母は当日有楽町の映画館で地震にあいました。
早めに外にでて難を逃れたものの、行き場を失い、
有楽町駅前のイトシア別館にある「集」で状況を待っていたそうです。
本来このお店は夜には閉店するので、どうしようか困っていたところ、
帰宅困難者のために、朝まで店を開けてくれたそうです。
こちらの若い店員さんやビルの関係者の方々に非常によくして頂いたようで、
本当に心から嬉しかったと言っていました。
このような緊急時に、企業や人の本質が現れるのではないかとつくづく思います。
私は無事であることに本当に感謝しています。
ただし、被災地の方々は、折角助かっても未だ生死をさまようような
辛い思いをされていると思います。
政府の迅速な対応を心より願います。