はじめまして。こんにちは。
私はとある首都圏の片隅にあるキリスト教系の私立大学に専任職員として勤務している者です。大学職員としてはもう中堅になります。
ある大学教授がネットに掲載しているブログについて補足をしたいと思い、慣れないながらも思い切って真実を書くことにしました。
 
 その社会学系の学部に属する教授がパワーハラスメント、いわゆるパワハラやセクハラ・アカハラについて書いている記事のタイトルは「『相手から精神的苦痛を受けたらハラスメント』という定義の恐ろしさ 」というものです。皮肉にも「ハラスメント」「恐ろしさ」というキーワードの掛け合わせでも簡単にヒットしますし、大学公式ホームページの教員紹介にもサイトのURLが公開されていますので、ここにもURLを掲載します。(大学名を自ら公開しているので、何かあったらこの教授の責任かと)
 
 

このブログは一見、元ジャーナリストの社会学系の教員がハラスメントについて一つの個人的見解を述べたものに見えますが、実はとても重要な背景と言いいますか、真実を書いていません。
端的に言うと、この教員はこのブログを書いた当時、大学の教職員組合の委員長を務めていて、教員や職員をパワーハラスメント(パワハラ)やアカデミックハラスメント(アカハラ)・セクシャルハラスメント(セクハラ)から守る立場にいました。
そして当時実際にパワーハラスメントに困り果てていた私が、この委員長を信頼して窮状を相談した在任期間中に書かれたものだということです。
 
 大学でのハラスメントについては、単位を貰えなかったことを逆恨みしたり、叱られることに慣れていない昨今の学生・社会人が、学業や仕事、学生生活で注意を受けたことを間違って捉えて大学のハラスメント防止委員会等に訴えたりする問題も一面としてあるので、真実を知らない人達が読めば納得のいく部分もあるのかもしれません。大学関係者と思われる方達から賛同のコメントがいくつか寄せられています。しかし、この事実を知っていたら、この方達は同じコメントを寄せたでしょうか。
 
 当該ブログが是か非かという判断は読者の皆さんにお任せします。ただ、このブログの存在を私が外部の方のツイッターで知り、読んだ時の衝撃は今でも忘れません。書かれた時期も内容も一読して自分の相談が基になっていることがわかったからです。この件を大学のハラスメント防止委員会に訴えた時に提出した時の申立て書から、その時の思いを抜粋します。
 
 「私は彼のブログを自分に対する侮辱だと怒りを感じています。尊厳を傷つけられました。裏切られたと大変不快に思っています。」
 
 この大学教職員組合の委員長だった教員から相談後、待てど暮らせど返事が無く、遂に任期も終わってしまい、おかしいなと思っていた矢先のことでした。ハラスメントを受けて毎日辛い思いでいた時に大学名とハラスメントというキーワードで検索をするだけで簡単にこのブログを知ることができました。
すぐに組合の次期委員長を通じて注意と削除等の対策を依頼をしたり、総会に出席している本人の前でも抗議をしましたが、この教員からは今に至るまで何の回答もありません。「誤解だ」とか「そういうつもりじゃなかった」という言葉すら無く、依然として無視をされ当該ブログは世界中に向けて発信されています。
 これも酷い話ですが、大学のハラスメント防止委員会にこのことを訴えましたが、到底納得のいかない理由で、私やブログを書いた教員の事情聴取さえせずに、つい先日に調査をしない旨の実質的な門前払いの回答が届きました。被害を訴えている私こと申立て人に対するフォローも一切ありません。当該ブログは何の問題もないということを大学が公式に認めたというわけです。この内容については改めて書きたいと思います。
 
 パワーハラスメント(パワハラ)やアカデミックハラスメント(アカハラ)について、このような酷い対応をしているのは自分の勤め先だけだと思いますが、大学というところで行われているハラスメント対策の事実と真実を知ってもらいたいと思い、かつ己の人権を守るための正当防衛として、この記事を書きました。
 この声を挙げるにあたり相談をした都内某有名大学の教職員Aさんの「その教員に相談をしたかどうかを別にしても、当該ブログの内容は社会一般のハラスメントの概念に反しているし、内容としても同じ大学教職員として恥ずかしい。」「自分の大学じゃあり得ない。」というご意見や、ブログを見つけるきっかけとなった見ず知らずのツイッターの方が上記の真実を知らないにも関わらず「(この大学に)規程はあるようだけど、教員に対するハラスメント研修もきちんとやったほうが良さそうだ。」という客観的な意見を仰っていることに「ああ、自分の憤りや疑問は間違いじゃないんだ」と随分と励まされ、当該教員と同じように一介の職員でも事実を世の中に発信してもいいんだと気付き、勇気を出して、この記事を書きました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
 そしてこの一文が、ハラスメントについて苦しまれている方、ハラスメントについて研究をされている方の一助となれば幸いです。乱文なのに最後まで読んでいただいた方にも御礼申し上げます。ありがとうございました。