こんにちは。


前回に続き、同僚の女性と親しくなっていった夫の変化を綴っていきます。


ミッドライフクライシス=中年期の危機は、中年期の思春期とも言われています。私から見た夫は、まさに思春期の男子の様な、初めて女子とLINEを交換した、初めて彼女が出来た、そんな男子中高生の様に見えました。仲良くなって直ぐに、彼女が部署異動をしたので、同じ建物で働く事が無くなったのですが、それを機にメールのやり取りも増え、たまたま彼女に会えた日は、とても上機嫌で帰宅したり。まさに青春を謳歌している様な感じでした。ただ、夫にとって彼女は「友達」なので、夜中にメールや電話をしない、仕事以外で二人で会う事はしない、といった本人なりのルールは守っていました。それでも、「彼女が仕事で落ち込んでいたから、彼女のオフィスにコーヒーを買って届けてあげた」「仕事終わりに彼女のオフィスに立ち寄って少し話をしてきた」という様な事もありました。


ちょうど夏休み期間が重なり、私は子供達と家に篭って過ごす事が多かったため、この様な夫の態度に、不快感や嫉妬の様な感情を抱き始めました。私は専業主婦なので、コロナ禍で人と接する機会が全く無くなってしまったのに対し、夫が親しい友人を見つけて楽しそうにしている事への嫉妬、私から見ると、既婚男性として少し度が過ぎるのでは?という言動への不快感。今思えば、この頃の私は家に引き篭もって鬱々としていました。なので、視野が狭くなり、夫に対して愚痴をこぼしたり、夫の友人関係を責めてしまっていた様に思います。そうなると、家で安らげない夫は、ますます話していて楽しい彼女との友人関係にのめり込んでいきました。


次回は、ミッドライフクライシスとは少し離れますが、後に私が出会った「リレーションシップ コーチング(夫婦関係のコーチング)」で学んだ、「私はどの様に対応すれば良かったのか」という事について何回かに渡って綴っていきます。


Best regards,