私は人が話している途中に口を挟むことがある。

 

相手が話し中なのは分かっている。途中で遮られたら気分を害することも分かっている。

なので基本は待っている。結論が見えていても待っている。

 

それでも連綿とループする話、(私にとって)非論理的な長口上を衝動的に遮ってしまうことがある。我慢の苦痛に耐えきれなくなることがある。

 

うちの会社の産業医は、私が衝動的に口を挟むと鬼の首を取ったような顔をする。

そらみたことかと頷く。

 

私は彼に専門家としての合理的な説明を求めたいのだ。

彼は経験から何かを感づいている。しかしそれを深堀りする労力を怠り、保身に走り私にダメ出しをすることで仕事をこなした顔をしている。

彼は私の主治医の診断は誤っていると言う。寛解診断書も、私が無理やり書かせたと言う。ダメ出しはするが、私の主治医と直接話をしてほしいと言っても無視する。では何が正しいのかということを考えない。

私は彼の気づきを軽視しない。しかし気づきを深堀しない彼には、藪医者という言葉が似合う。

 

彼は産業医だ。会社の保身のために、無情に負傷者を排除する。

彼は産業医としての職務を果たしているのだろう。しかし医師としての倫理には背いている。

 

彼との面談は短くても一か月以上待たねばならず、彼の言うことに一つでも反論したら進捗が元に戻る。

彼との面談は一対一で行われる。明らかな上下関係の元で行われる。

彼はメルクマールを拒絶する。油断して赴くと、彼の長口上に飲まれる。論理武装して赴くと、いちゃもんをつけられる。

彼との面談は、私の胃腸にダイレクトに響く。数日前から胃腸を壊し、夜中彼の幻影におびえながら当日を迎える。

彼との面談は、私の精神状態を明らかに悪化させる。

 

彼の言うことに唯々諾々と従っていた場合、事態が改善するのであれば私は耐え続けよう。

しかし彼と彼の背後にいる会社は、明らかに私と利害を反しつつ、面談以外の人目のある所では疵のない言論を続けているだけだと強く感じる。

 

この状況を良しとしている会社は私を壊して排除しようとしているに違いない、という発想を否定する根拠を、私はどうしても見つけられない。

2年間だ。

 

 

昨日は初めての3者面談の予定だった。

 

私は懲役何年なんだろうか。そして罪状は生まれてきたことで合っているかな。

拷問はもう飽きた。早く処刑してくれ。