=メールでは上手に気持ちが伝わりません・・・・=

=メールはある意味”両刃の剣”になる場合があります=

(特に、失礼を詫びる時などは・・・気を付けましょう)

 

仕事上でも友人間関係でも、そのコミュニケーションのあり方が、ある時期を境に大きく変わりました。インターネットがすべてにつながるという便利さです。

 

コミュニケーションに変化をもたらしたもの、それが「メール」の普及です。

受け取った側は自分の都合の良い時に読めばいいわけですから、発信する側としては相手の状況に必ずしも配慮する必要はありません。そんな便利なメールですが交際中の男女の仲ではいろいろと配慮する気持ちがあって当然だと思います。

 

交際中の二人で「送信する側、受診する側とそれぞれ受け止め方の意見(主として苦情)を聞かされることがあります。それはどのようなことかと云いますと「即、返事が欲しいと思って発信した側と、その真意を理解できないでその意向に沿った対応をしていない場合の違いです」。

 

交際が始まて間もない二人には所謂「ツーカー」という打てば響くという感覚は困難かもしれません。しかし環境次第で相手の真意を推し量るという思いを巡らす努力がなければ恋愛関係は良い結果に結びつかないと思います。

 

「ツーカー」という理解が働く仲になるまではそれなりのプロセスが必要でしょう。そのプロセスに今はメールが重宝な役割を果たしているようです。

 

現在、わたくしたちは職場でも私的でも「メールの便利さはかなり重宝なものとして使っているはずです」。その重宝さがあまりにも日常茶飯的に使いこなしているものですから半ば無神経に利用しているような気がしてなりません。

 

恋愛関係に行き着くまでの二人は勿論の事、すでに結婚を前提として交際中の二人の仲であってもメールの文章には気を使うべきです。

 

前置きとして長々と申し上げるにはそれ相当の理由があります。それはアドバイザーとして

折角「いい中になる一歩手前にまで来ているのに、又は、婚約の気持ちまで盛り上がっていた仲同士なのに、一通のメールによってそれまでの努力がゼロになったケースを見てきたからです。このような情けないことは経験してほしくありません。お互いに不幸です。

 

メールはあくまでも事務連絡に限って、というのがそれです。(ちょっと無理ですかね、こんな便利な連絡方法を利用しないなんて?と反論が来そうですが)

 

仕事の連絡やプライベートな集まりのお知らせなら、メールは便利に使えるツールと思いますし、これに勝る便利な手段はないかもしれません。

 

しかし、二人の間で大切な提案、大切なお願いごと、そんなこととは反対の大切な謝罪事をする際に、メールを使うのはいかがなものでしょうか。

 

例えばですが、

傷つけてしまった、もしくは失礼なことをしてしまった場合、お相手にメールで謝罪したら、相手はどう感じるでしょうか。顔を見ないで言えるから云いやすいことは確かです。

 

「あんなことをしておいて、メール一本で一件落着するつもり?誠意がないんじゃない!」

こんな気持ちにさせてしまうことは火を見るより明らかです。

 

大切なことは、きちんと顔を合わせて伝えることが大切です。

 

実際、相手に向き合って「申しわけありません」と丁重に謝罪するからこそ、気持ちが伝わろうというものです。相手の心を動かすのは誠意と受け止めていただける態度あるのみです。

 

お願い事や謝罪事にはメールは全く不向きです。もっと言えば“役立たず”以外のなにものでもありません。かえって罪作りのなにものでもないことを心得てほしいものです。

 

超楽観的な人ならいざ知らず、気に障った人の言葉などを一人っきりの夜に思い出すと、怒りがどんどん増幅されていく、といった経験がありませんか?。ところが朝になって思い返してみると「なぁんだ、さほどたいしたことでないな」と思えたりするものです。瞬間湯沸かしのように前後左右を考えずに書いたメールは相手を困惑させるばかりです。

 

夜、ベッドの中で腹を立てた考え事も、「一夜明けた翌朝にはなれば案外、むなしさを覚えることだけ」という経験はありませんか?こんなむなしいことはありませんよね。

それが翌朝の悩みにも繋がります。しかもそれを何日も引っ張ることになるかもしれません。

「あんなメールを送ちゃってどうしよう。あそこまで怒っているわけじゃないのに、あの文面を“本心”ととられたらこまるなぁ~」といった具合です。

 

メールと同様に、湧き上がってくる怒りに任せて言葉を連ねたとしても、手紙なら翌朝に、

「ここまで云う必要はないわ。なんで、こんなに頭にきたのかしら?」と考え直し、投函を思いとどまることだってできます。しかし、メールは「送信ボタンを押すだけ」ですから、考えなおす余地がありません。“夜の魔物”にそそのかされた怒りがその場で、しかもそのまま、相手に送られてしまうわけです。

 

メール“の正しい使い方“は、しっかり心得ておきましょう。

 

「メールより手紙、手紙より会うこと、会ったらお茶すること」。

これはより良いコミュミケーションつくりのセオリーです」・・・・!!

福岡市 結婚相談所 天神西通り入る