=創業30周年を来年5月に控えた、弊社の変わらない信条=
「ボランティアではないけれど、お世話する心構えは”ボランティア的精神で!!”」
≪もうすぐクリスマス≫
AI(人工知能)が多様な業種業態のあらゆる所に採用されようとしている近年、そう遠くない内にこの業界にもそれらしき流れが注ぎこまれることは想像がつきます。結婚相談所は物のヤリトリではなく「人の心と心をとりもつ仕事です。それでもご入会から成婚に至るまでのプロセスには、極めて機会的、事務的に処理をする部分もあります。それはどういう部分かといますと 、正規にご入会していただく場合には「プロフィール」へのご記入から始まって「「入会契約書」「概要書面」「学歴・職歴確認」等々への記入作成があります。これらの作業は事務的に機会的な流れる作業となります。
問題は、ご入会後の担当するアドバイザーと会員さんとの間に意思の疎通に違いがあってはなりません。結婚相談所の個性が発揮されるのはこの部分なのです。「お見合いに成功するには!」をはじめとしたお見合いの心得、交際に入ってからの「交際のアラカルト!」。結婚が決まってからよくある「マリッジブルーの解消策!」、人それぞれ育った環境の違い、あるいは交際中にお互いに疑心暗鬼になる場合など「価値観の相違をどのようにして克服するか」等々、このようなことをAIが処理できるでしょうか。「人と人を結びつけるには人でなければ!」と云う精神をこの30年間貫き通してきております。弊社がこの30年間、独身男女に相対する心構えは「報酬をいただくわけですからボランティアではないけれども、会員さんに接するには”ボランティア的精神を持つこと”」を社是としてきています。近年、この業界にも結婚難時代を逆手にとって、資本力をバックにした大手と称する業者の参入が顕著です。これらの商法を垣間見るとき、つくづく感じることは「利益至上主義」を前面に打ち出していることです。勿論、商売である以上利益無しでは経営維持に支障を来たし会員さんへの十分なサービスの提供が出来ませんから「適性利益」をいただかなければなりませんが、結婚難という時代背景を理由にした「心のこもらない機会的なお世話役にだけはなりたくありません」。ところが、そうでない相談所がそこかしこに存在しつつありそうなこと気がしてなりません。結婚相談所の選別はこの辺がポイントといえそうです。


