夜のラジオに耳を済ませて
孤独の雨に気づかないふりをする
時々流れる誰かのリクエスト
昔よく聴いた懐かしいあの曲が
満たされぬまま
叶わないまま
思い出だけがただ増えていくのなら
いらないものは捨ててしまおう
カタチのない触れもしない そんなものなら
あと数時間でラジオは終わる
それとともに欲しくもない明日はやってくる
時の流れに身をまかせてさ
ゆらゆらして ふらふらして生きていけたら
いらないものも大事なものも
実はそんな大差のないものなのかも
あと数分でラジオも終わる
それとともに見たくもない明日がやってくる