ねえ リーベ
小さなベッドの上でどんな夢見てるの
「ええ、いつも
夜の海を行くだけの白い舟に乗る夢」
闇の中でゆらゆら揺れる
迷子のようなくらげみたいに
ふるえている君のその手を
つかみたいよ
そばにいたいの
こんな時は ほら くだらない話で
笑いながらさ 過ごせたら
いいのにね
ねえ リーベ
もしも君が今ここにいたらどんな歌を唄うの
闇の中で光る滴が
音符のように列を成してく
夜明けを待つ僕らは同じ歌を唄おう
そばにいたいよ
こんな時に この手を離さないように
僕らの夢の行き先を決めようぜ
夜明けが来たら僕はもっと
君にもっと ド直球なラブソングを唄うよ
ねえ リーベ
僕らの世界にもちゃんと朝陽は昇るよ