名前も知らないまま探していた
触れたら壊れそうな世界について
当たり前に息を繰り返すだけ
特別楽しいこともなかった
そんなモノクロの私の宇宙に
色をつけてくれたの
ちっぽけだと泣いていたあなたの
その温度、その湿度でほら生まれ変わっていく
「言葉にしなくても分かるでしょ?」
決まって君はそう言うの
7/13 僕の世界は始まって
心臓の音はずっと同じさ
少し離れても聞こえるでしょう
これを目印にして
さみしがりで震えたあなたの
その声も感触も忘れられないから
あの約束も大切なあの歌も
ずっと覚えてられるよ
ちっぽけだと泣いてたあなたの
その温度、その湿度でほら生まれ変わっていく
「言葉にしなくても分かるでしょ?」
決まって君はそう言うけど、ねえ
もう一度だけ名前を呼んで
あなただけの声で