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クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

大好きなふるさと日光市。その日光市での日常の暮らしを書いています。日光市から各地に出かけたことや食レポが多いかも。

皆様こんにちは。

 

今年、2025年は、2月6日が初午でした。初午というのは2月に入って最初の午の日です。
 
栃木県と茨城県の一部では、この初午の日に、郷土料理である「しもつかれ」(茨城県ではしみつかれという地区もあるそうです)を作って稲荷神社にお供えをするという風習があります。
 
うちは稲荷神社にお供えはしませんが、例年作っております。今年は一日遅れの7日に作りました。

僕は子供の頃に、母親が作るのを見ていて、要所要所はお手伝いもしていたので、見様見真似で作ることが出来ます。
 
今日、5年前ににアメブロで上げた記事にいいね!をいただいたので見てみたら、その記事だったわけです。
 
その記事がこれ。

自分で今読み返しても、この時かなり詳しく書いていて、節分より前に初午が来る年は、ニの午(にのうま。2月で2回目の午の日)に作る家庭も多いことを伯母に聞いたことも書いたりしています。

 
だから、この記事を見ていただくと色々わかるので、今日はブログ書かなくても良さそうですだけど、今回はしもつかれの歴史や謂れなどには余り触れず、今日これを作ったという備忘録を兼ねた日記のようなものにしたいと思います。
 
 
これは鮭の頭です。今はこの時季になると、栃木県内のスーパーではほとんどの店で店頭に鮭の頭が並びます。ほかの地域からいらっしゃった方には異様に映るのでしょうね。
 
これ昔は正月に使った新巻鮭の頭を使ったわけですが、今の時代だとお歳暮に新巻鮭を贈答したり、自分で買ったりはしないので、最近はスーパーで鮭の頭が売られるようになりました。
 
 

今朝8:00から鍋に鮭の頭とひたひたの水を入れてひたすら煮ました。
 
これ、圧力鍋で煮ると1時間とかで柔らかくなるみたいなのですが、料理を少しだけする僕も、普段圧力鍋を使うほどの煮物は作りませんから、圧力鍋はうちにはありません。またこの鮭の頭を煮る時位しか使わないので、買うつもりもありません。
 
母親が近所の人から圧力鍋があると便利だよと聞いて買った物が家にあったのですが、母親も使ったのか使わなかったのか、ずっと戸棚にしまってあった物を数年前に使ってみたら、壊れているのか、蓋がきちんと閉まらず、圧縮されなくて使えませんでした。
 
だから僕は毎年、普通の鍋で時間をかけて弱火でコトコトコトコトと煮ています。
 
 

これは蓋をして1時間30分位煮たところです。鮭の頭は随分柔らかくなりましたが、まだ身が崩れるほどではありません。でも鮭の身のエキスが出て煮汁が白くなっています。
 

 

これは弱火で4時間ほど煮込んだところです。途中でお箸とお玉で柔らかくなった頭を崩していますが、随分崩れて来ました。この時点でももうかなり柔らかくなってます。
 
 
でも骨まで柔らかくするために、火を中火にして約1時間煮込むと煮汁がかなりなくなって、骨も柔らかくなりました。
 
 
ほかに材料として人参と。
 
 
大根。これは地元スーパーで買っていますが、普段はここまで大きい大根は売っていません。各家庭でしもつかれを作るから、特別に大きい物を仕入れているのですね。
 
上でリブログした5年前の僕のブログでは、同じような大きさの大根を198円だかで買っているのでかなり安かったのですね。今年はこの大根が398円でした。買った時は安いほうかなと思いましたが、そうでもなかったのですね。確かに普段、このスーパーでは市販されている大根としては一般的な大きさの大根が、安い時で198円位で売っているので、大きさからすると高くはないけど、めちゃくちゃ安いというわけでもないようです。諸物価が上がっている折なので仕方ないのかもしれません。と、物価高を許容したくないのですが。
 
 
これは鬼おろしという、大根と人参を粗く下ろす器具です。5年前のブログで、うちの祖母の代から使っている物の歯が欠けてしまったということを書いています。その時は新しい物として、上の写真の右の物も紹介しています。
 
この小さいほうの鬼おろしは、ホームセンターで売っていた物で、広く流通しているらしく、ネットで見てもこの鬼おろしが多く取り扱われています。
 
ただこの小さい鬼おろしだと、人参は細いからちょうどよいのですが、上の写真のような太めの大根を下ろすには小さすぎてやりにくいんですよね。だからといって大根を縦半分にカットして下ろそうとすると、大根が折れてそれもやりにくいですし。
 
大きいほうの鬼おろしは、地元の竹細工のお店で店頭に並んでいるのを見つけて買った物です。これだと太めの大根でも比較的下ろしやすいのです。だから今は小さいほうで人参を、大きいほうで大根を下ろすというように使い分けています。
 
大きいほうも少し欠点があって、柄の部分が幅の広い板なので、持って下ろすには持ちにくくて、ボウルに水平に置いて下ろしています。それで事なきを得てはいますが、手で持って下ろしたい場合もあるので、柄の部分がもっと握りやすい丸棒であると良いなと思います。上の5年前のブログに載せてある祖母の代からの鬼おろしは、持ち手が丸棒だったから本当に使いやすかったのです。これ、大工だった祖父が作ったのかもしれませんんね。聞いたことないのですが。
 
 
小さいほうの鬼おろしで下ろした人参です。
 
 
大きい鬼おろしで下ろした大根です。
 
 
人参も大根も小さくなって下ろしにくい物は、包丁で粗みじん切りにして混ぜました。
 
栃木県に関連するサイトやブログでなく、一般的なレシピサイトでは、鬼おろしで下ろすのでなく、包丁でみじん切りにするレシピがありましたが、正直それだと食感が全く違う感じに出来上がるので、やはり鬼おろしを使うことが正当派の作り方だと思います。きっと鬼おろしでガチャガチャの形状になる大根や人参が煮込んだ時に、独特の食感を生むのだと思います。昔の人の知恵ですね。
 
まあ全国的に見て普通の家庭では鬼おろしなんていう器具はないのが普通ですから、そういう意味では、しもつかれとはどんな物なのだろうと作ってみる分には、みじん切りもまあ仕方ないのかなとは思いますが。
 
 
これは節分で残った福豆です。さすがにメーカーで炒った豆だけに、このまま食べても青臭くなくシャリシャリしていておいしいです。
 
昔からの風習でも節分で余った福豆を使うのですが、うちは節分の時のブログで書いたように、ここのところはずっと落花生を撒いているので、福豆は少ししか用意しません。だから残る福豆も余りないのです。今年はそれでもこの量だから多く残ったほうです。
 
 
地元のスーパーでは、しもつかれを作る人のために、例年は節分が終わっても福豆を販売しているのですが、今年は節分で売り切れたまま仕入れしてないようで置いてありませんでした。だから袋入りの大豆を買いました。ただこれだと炒ってないので、食べてみると固くて青臭いのです。
 
 
まあ煮込んでしまえば大丈夫かなとも思ったのですが(確か昨年だかに2度目に作った時にやはり大豆をそのまま使った記憶がある)、固かったり青臭いままだと味に影響するのでフライパンで炒ることにしました。
 
中火で蓋をして、焦がさないように時々混ぜながら、5分ほど炒ると・・・
 
 
皮が割れて、食べてみるとシャリシャリとして青臭さがなくなっていました。レシピによっては、炒る前にキッチンペーパーに包んで揉むと表面の薄皮が剥がれて、それを炒るとなっているので、それだともっと良いかもしれませんね。
 
 
その大豆と残っていた少量の福豆、下ろした大根と人参を入れて火にかけます。煮立って来たら弱火に落として、1時間ほど煮ます。
 
 
その間に油揚げを刻みます。今回は5枚で安く売っている油揚げを買って来たので、そのまま5枚使うことにしました。縦半分に切ってそれを更に細切りにします。そして煮ている途中の鍋に入れて、お玉で全体を混ぜ合わせます。大根、人参、大豆、油揚げと全ての具材が均一に混ざるようにです。
 
 
そして1時間後。
 
 
今回も会津若松市の村上酒粕店の庄助印の酒粕にしました。
 
 

これ半ペースト状の柔らかめの酒粕なので、とても溶かしやすのです。今回は煮汁と少しの熱湯を合わせて予めもっと柔らかくして投入しました。
 
 
酒粕を入れてからも均一に混ざるように、お玉で鍋底からよーく混ぜ合わせます。
 
 
そしてまた弱火で、時々かき混ぜながら15分煮込みます。
 
 
ハイ!出来上がり!
 
神棚と仏壇にお供えする物を器に取りました。
 
しもつかれ、好き好きで、温かい物を食べるのが好きな人、冬の冷気で自然に冷えた物を食べるのが好きな人といます。
 
またこの見た目と、酒粕独特の香りと味から、栃木県民でも好き嫌いがハッキリ分かれます。実際僕も子供の頃は、こんな物食べられるかー!!という感じてした。でも味覚は変わると言われる通りで、今は大好きです。僕はすっかり冷たくなった物が食べたいので、今日の夜にはどれだけ冷たくなっているだろう?実際には一晩置いた明日のほうがおいしいだろうなと思います。
 
どうしても好き嫌いが分かれるしもつかれですから、他地域から来た方には受け入れ難いようです。でも中には県外出身の方でもおいしいと言う方もいますから、やはり好き好きなのですね。
 
お酒飲みにはこれ良いアテになるとよく聞きます。僕も最近は日本酒もよく飲むけど、余りしもつかれをアテにしようとは思いませんけどね。それよりはしもつの冷たいやつを熱々のご飯に掛けて食べるのが好き。これこそ他地域の人が見ると、オエッ〜と言う人が多いようですが。
 
良かったら皆様も召し上がれ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(取材日:2025. 2. 7)