転院22日目から退院する24日目


再度の転院を夫が拒否し、自宅に戻る事になってから退院まで慌ただしかった。

部屋の準備、介護ベッドと歩行器のレンタル、身の回りの衛生用品の準備など。

自宅に戻るまでの移動は、介護タクシーでストレッチャーに寝たままで運んでもらった。

これら、手配については、転院調整をしてくださった看護師さんが業者さんを教えてくれ、契約した。


担当医と病棟看護師は、夫と上手くいかなかったが、転院調整してくれた看護師さんと、最後の1週間くらい来てくれたリハビリの作業療法士さんには、本当に感謝しかない。

夫が動く度に吐いたりするのを見て、介助してくれたし、「本当に大丈夫ですか。心配です。」と私に言ってくれた。

ただ、もう退院するので、頼れないし、私は笑顔で「無理せず、自然に任せます。入院した方が良ければ、また考えますよ」と答えるのみだった。


夫は家に帰るのをとても喜んでる。

さあ、頑張ろう!と自分を鼓舞した。