年末の話になりますが、祖父母宅へ大掃除&お正月の買い物へ行ってきました。

 

私は両親がクリスチャンなのでお正月飾りとか全くせず無知なのですが、一昨年から祖父母の年末の手伝いをしていて少しずつ日本文化に触れております 笑

 

自宅から重曹と、オキシクリーンをジップロック(変換したら実父ロックになったwロックな父w)

 

に入れて、窓ふき用や色んなウエットシートとドライのシートを持参。

 

リビング、応接間、トイレ、玄関、洗面所、階段、祖母の部屋の窓ふき

 

カーペットの掃除機、フローリングの拭き掃除、お風呂のカビとり、トイレ掃除、玄関掃き掃除などなどやってきました。

 

それにしても…2DKの我が家と一軒家では掃除する箇所の多さが違うw

 

住んでる人数は同じなのにね~。

 

こんなに窓あったっけ?って思いました。

 

しかもなんか一枚が大きいし。上の方はもう届かない…。ショックなうさぎ

 

窓ふき用シート→乾拭きでやったんですが、どうしても拭き跡が残ってしまったり。

 

ビルの窓清掃の人って本当にきれいにしますよね~。しかもあんな不安定なところで…。

 

窓って透明に見えても意外と内側も汚れてるんだなーと思いました。

 

しかも古い家なので、ゴシゴシやると塗装が剥げたり五徳が欠けたりしてしまって、同じようにやっちゃいけないんだな、と学びました。

 

五徳…ごめん…。とびだすうさぎ1

 

家事って終わりがありませんよね。

 

洗濯して

干して

買い物行って

料理して

ふいて

仕舞って

掃除して

ゴミをまとめて

出して

 

生きていくうえでやらなきゃいけない必要なことが沢山ある。

 

年を取って出来なくなると、少しずつ諦めなきゃいけなくなるけど

 

祖母に「あそこ汚れてるな、でも出来ないから嫌だけど仕方ない」なんて思わないで欲しい。

 

綺麗好きだった祖母に気持ちよく余生を送って欲しい。(祖父はそんなキレイ好きじゃないから良し←)

 

と、思うんです。

 

生活するってそれだけですごくパワーがいるから、旅行とか娯楽とかそれ以前に色んなこと諦めてる高齢者っていっぱいいるんですよね…。

 

今の高齢者なんて戦前、戦後と一所懸命生きてきて、日本を立て直してきた人たちなのに

 

辛い思いや一人暮らしで寂しい思いを抱えて余生を送ってる現状を見ると、泣ける…。

 

高齢者社会でなんだか老人が邪魔者みたいになってるけど、誰もが老人になるんだよ…。

 

なれないこともあるけど。

 

人生の最後がそんなの悲しいなぁって思うんです。

 

だけど長生きになってきてるから、その高齢者の子供たちの介護期間が長くなってるのも大変だよね…。

 

昔は還暦っていったら充分おじいちゃん、おばあちゃん!って感じだったけど、まだまだ親が80代なんて介護要員だもんね。

 

兄弟が多くても色々あるかもしれないけど、兄弟少ないと結局実の両親と義理の両親の介護でWだし、やっと長い介護が終わって自由になったときには自分が介護される側になっちゃうよね。

 

そう思うと絶望的なんだけど、たまに光がさすような場面に立ち会います。

 

祖母は外出の移動は基本的に車椅子なんだけど、それだと完全に歩けなくなるので車どおりが少ない道を車椅子を押しながら歩行練習しています。

 

いつもは駅から半分くらいの距離をゆっくりゆっくり進むんですが、前回は話しながら進んでいるうちに半分以上過ぎていて、「随分歩いたね」と言ったら「本当ね!気付かなかった。」と。

 

ここで車椅子乗る?と聞くと、「もう少し歩く!」と言い、ちょっとした上り坂もチャレンジし登り切ったら信号が青になったので「これは渡れって神様が言ってるんだわ」と信号も渡りとうとう家まで歩き切りました!

 

祖母の足では20分くらいはかかる道。

 

歩き切ったのは5年ぶりくらいです。

 

何でもないようにしていましたが、チャレンジする祖母を見て物凄く感動したんです。

 

出来ないことは増えていく。でも、昨日出来なかったことが出来るようになることもある。

 

祖母曰く、もし私に「頑張って!」って言われたら頑張れない!と思ったそうです 笑

 

自らやってみようとさせることの大事さを痛感しました。

 

家について、待っていた母に話すとすごく驚いて二人で拍手を送りました。

 

家まで帰ってこれた、というのは祖母の自信になる。

 

いつまでも気丈な祖母でいて欲しいです。