……ここは、桑原vs鈴駒のほうがよかったかな?


飛影
「蔵馬。 ちょっとイタイ目に
合わせてやるなんて考えるなよ。
二度と刃向かう気にならんようにしてやれ。」

蔵馬
「ああ、わかってる。」

桑原
「あ……特訓してて不思議に思ったんだけどよ、
蔵馬のバラの鞭って一体何処に隠してんだ、ありゃ?」

飛影
「あれは、正真正銘ただのバラだ。
やつは、植物なら全て妖気を通して
武器にすることができる。
道端の雑草も蔵馬にとっては
鉄より鋭いナイフだ。」

呂屠
「あんた、人間と同居してるんだってなぁ。
オレには信じられないが、やはり周りの
人間を大事にするクチかい?」

蔵馬
「…………」

静流
「あの長髪のコ、普通の人間じゃないわね。」

慶子
「え!?静流さんわかるの?」

呂屠
「死んだら悲しむだろうねぇぇ!!」

蔵馬
「カマイタチか……」

飛影
「話にならん。完全に蔵馬が見切ってる。
運が悪かったな。お前が戦った鈴駒は、
どうやら、奴等のNo.2だ。」

桑原
「三本勝負だったら、オレが勝ってたわい!!」

蔵馬
「たいした使い手でもなさそうだ。
今、楽にしてやるよ」

呂屠
「あんたの母親の命はあずかってるぜ。
南野秀一くん。」

蔵馬
「!!」

桑原
「蔵馬の動きが急に鈍くなった!?」

呂屠
「くくくく見えるか?
このスイッチを押せばオレの使い魔が
あんたの母親を喰い殺すよう尾行している。
この意味がわかるね、
優しい優しい秀一くん。
くくくくくくくく……

よ~くできました。
それでいいんだよ!人間思いの秀一くんよぉぉぉ!

!?

なんのマネだ……?
小石を投げつけることでささやかな
反抗をしめしたつもりか?

これからわずかな抵抗も許さねーぜ
手を後ろに組みな!
てめーはオレに殴られるだけのダルマだ
わかったか!?あぁぁん?

おおっと、怖い目だねぇ、
戦いたいならやってもいいぜ。
たが、ほんの少しでも
妙な素振りを見せたら押すぜ。」

桑原
「オイオイどうしたんだ蔵馬は!?
いきなり敵のいいように
やられちまってるぜ!!」


呂屠
「それとも、自慢の鞭で
素早くオレの左腕を、切ってみかい?
痛みでビックリして押しちまうかもしれねぇぜ~~~くくくく
なぁあコラァ!!!」

蔵馬
「くっ…」

呂屠
「くくくくいいね~~~~
楽しいよ~~ケケケケケケケケ!!
1番楽しいオモチャだぜ
抵抗できねぇやつってのはよーー!!


……てめぇ~~」

蔵馬
「………。」

呂屠
「気にくわんなぁ~~その目がよォ
オレは屈辱に満ちたツラを
見て楽しみたいんだわかったか?」

蔵馬
「………………。」

呂屠
「その目をやめねえかーーーー!!!

オレは機嫌を損ねたぜ
これはちょっとじゃ許さねぇぞ~~へへ。
まず、土下座してオレのクツをなめな。
きれ~になめ終わったら
オレ様が首をはねてやるぜ
それでボタンを押すのだけは
かんべんしてやる。
いやとは言えねぇよなぁ~
優しい秀一くんはよォ
育ての母親の命がかかってるからなぁ~へへへ。
いい話だぜ、笑っちまうわぁ~」

蔵馬
「断る。」

呂屠
「……なに?」

蔵馬
「もういい。押せよ。」

呂屠
「へへへへへへへ、言ったな、
とうとう本性表しやがったぜ。
偽善者ぶってもちょっとゆさぶればこの通りよ。
オレ達と同じだぜ!!」

蔵馬
「押せ」

呂屠
「けけけけーー!押してやるぜらぁあああ!!
てめーもやはり妖怪だぁ!
カッコつけてんじゃねーぜ!!

う!!?

ゆ…指が……体が動かねえ。」

蔵馬
「うんざりだが、今まであきれるほど
言ったセリフを繰り返そう。」

呂屠
「うう……」

蔵馬
「最も危険な賭けなんだよ………
君が一番楽でてっとり早いと思ってる
手段は最も危険な………

さっき お前にシマネキ草のタネをうえこんだ。
体の自由がきかないほど
根が全身に行き渡ったようだね。」

呂屠
「はっ、あのときっ!」

蔵馬
「俺がある言葉を発すれば
爆発的に成長し、体をつきやぶる。
キミが外道でよかった。
俺も遠慮なく残酷になれる。」

呂屠
「まっ、待ってくれオレが悪かった!
許してくれー!ヒィィィ!!」


蔵馬
「 死ね 」

呂屠
「うぎゃあーーーっ!!」


蔵馬
「皮肉だね。悪党の血の方が
きれいな花がさく………。」