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key's words

つたないながら、詩を書きます。そんなkeyのブログです。

オレンジの高架下を

シャッターの下りた倉庫町を

疲れた匂いの男の横を

つまり、暗室のような埠頭を

小さな足ですり抜ける

黒いねこ

暗いからなんだという顔で

ひとりだからなんだという顔で





key
弧を描くモノレールを見上げて

バスを待つ

西日のあたるミントグリーン

ただその造形に圧倒されながら

バスを待つ





key

テレビとふとんの往復


どきどき、ねむり、薄笑い


その間を行ったりきたり


日本茶にうめぼしを入れて


ずるずると


だるい体をなんとか起こしたところで


またテレビの前に座るだけ




さかむけが治り


肌がぴかぴかになる


怠惰な土曜日






key