第34回社会福祉士国家試験 相談援助の理論と方法③
第34回試験 理論と方法、3問目を解いていきますか!さっそく行きましょう🔥専門科目(3) 相談援助の理論と方法ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー問題100 ソーシャルワークのアプローチに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 (1) ソロモン(Solomon, B. )のエンパワメントアプローチは、人の自我機能に着目し、自己対処できないほどの問題に直面しバランスを崩した状態を危機と捉える。 (2) キャプラン(Caplan, G. )の危機介入アプローチは、クライエントが社会から疎外され、抑圧され、力を奪われていく構造に目を向ける。 (3) ホワイト(White, M. )とエプストン(Epston, D. )のナラティブアプローチは、クライエントの生活史や語り、経験の解釈などに関心を寄せ、希望や意欲など、肯定的側面に着目する。 (4) リード(Reid, W. )とエプスタイン(Epstein, L. )の課題中心アプローチは、クライエントが望む問題を吟味し、計画的に取り組む短期支援である。 (5) サリービー(Saleebey, D. )のストレングスアプローチは、クライエントの否定的な問題が浸み込んでいるドミナントストーリーに焦点を当て家族療法を行う。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私の心の中(…え?なんて…???)文章が長いとそれだけで嫌になっちゃいますね~。見ていくのです👉👉(1) ×これは(2)と入れ替わっていて、キャプランの危機介入アプローチの説明ですね!選択肢の文章に「危機」とありますし、割とわかりやすいですかね?(2) ×これは(1)と入れ替わっていて、ソロモンのエンパワメントアプローチの説明ですね!(3) ×ナラティブアプローチは、クライエントへのカウンセリングを、物語の視点から捉えなおすこと方法です。クライエントの語る最初の話には本人が囚われているストーリーが多く含まれている場合があり、それを「ドミナントストーリー」と呼びます。ナラティブアプローチでは、このドミナントストーリーに着目します。よって、「希望や意欲など、肯定的側面に着目」というところが不適切ですね。(4) 〇これが正解ですね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°課題中心アプローチは、短期間で問題の解決を図ることが特徴です。課題を明確化し、計画的かつ短期的に援助する方法です。(5) ×(3)で出てきたように、ドミナントストーリーはナラティブアプローチとセットです。ストレングスアプローチは、クライエントがもつ強みに着目して支援する方法です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回はここまで!!〇〇アプローチは、ただでさえややこしい上にキーワードとなる言葉や提唱した人物など、覚えることたくさんですね(;・∀・)それではみなさま、お疲れ様でした!!!✨