Key-co(きいこ)　

新潟県十日町市在住の人間関係こじらせ修正カウンセラー。小学校教諭・業務補助員・保育士を経て2022年より心屋オフィシャルカウンセラーとなる。2023年8月までに約30人のクライアントと向き合い100人以上のカウンセリングを目標に活動を行っている。

小学校の時、酷いあだ名をつけられ嫌われ者になる。校外学習では友人に誘われたはずのバスに突然一緒に乗るのは嫌だから変えてほしいといわれクラス全体を巻き込んだ事件を起こす。

それからずっと人間不信となり、人と関係を築くのが苦手になるが、４０歳となり結婚をする。

夫となる人はわたしが嫌われていたことを受け入れてくれた幼なじみで幸せな家庭が築けると思っていたが、同居を決めた優しいお父さんお母さんが舅姑に変わった途端、急に厳しい態度に変わり戸惑ってしまう。

一番辛かったのが姑と台所に立つ時間。献立を考えられないのだ。やっと献立を考えてもダメ出しをされなぜダメ出しをしてくるのかも聞けずに変更を余儀なくされることも度々。

しかも自分の作ったご飯を家族からほとんど口にしてもらえず、酷い時には全部捨てられてしまうことさえあり、うなだれる日々が続いた。

この頃、心屋のマスターコースに入って心の勉強をしており、勇気を出して『やりたいことをしてやりたくないことはしない』を実践。こんな嫌な思いをして台所に立ちたくないので、家族に「私はもう台所仕事はしません！」と言い放ち、台所仕事のボイコットを決行。

当然家族からは大ブーイング。舅からは「馬鹿嫁！！」と罵倒され、姑からは「この家はあなたのせいで崩壊する」と言われ、夫はそんな様子を見てビクビクするばかり。それでもボイコットを続行する。

結婚記念日で夫とわたしが料理を作るものであろうと考えている姑とお祝いの日だから姑にすべて作ってほしいと考える私の間で言い争いが勃発。結局姑が全部作ったが、舅も出てきて大喧嘩に。

やっぱり私はこの家に必要ない存在なのだと思い知らされ、舅姑と価値観が違いすぎるからもうこの家にはいられないとこの家を出ていくことを決意。

しかし夫が「本当は姑はわたしと一緒に楽しくご飯を作りたかったのだ」と言ってきた。

姑の本音が分かり、本音を伝えることが人間関係をよくすることに大切なことだということに気づいた。

今では、私も姑や舅に本音を伝えることができるようになり、舅姑と私が適度な距離感で程よい関係を築くことができるようになってきている。

これからは、今までの私のように家族間の人間関係でこじらせた経験を生かし、人と本音で話し合うことの大切さを伝えていくことにより、人間関係をこじらせている人を少しでも減らし、特に嫁姑（舅・義兄弟姉妹）で悩んでいる人が程よい距離で舅姑や義兄弟姉妹と接することができるようになるようなお手伝いをしていく。

key-coのコアストーリー ０

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