FODに加入したおかげで、さらに台湾BLドラマの幅が広がり、充実した日々を送っている40代ゲイのkeyです。
順番は前後してしまいましたが、この度台湾発オリジナルBLドラマシリーズ「VBL」(Variety Between Love : 愛の間の多様性)の視聴を始めたいと思います。
…とはいえ、4部作の最後にあたる作品「AntiReset」は既に見終わってしまいました![]()
どうやら4部作でも、お互いの相関はないようですので、順番はどうでもいいかもしれませんが、セオリーにのっとり、今回はVBLシリーズ第1部の「Stay By My Side」をレビューします。
総合スコア 8/30
①泣ける ★
②ストーリー ★ ★ ★
③リピート性 ★
④キャラ ★
⑤セクシーさ ★
⑥おススメ ★
メインキャストと第1話のあらすじ
グー・ブーシア(顧歩夏)
…ホン・ウェイジョー(洪暐哲)
ジャン・チー(江馳)
…ヤン・イーシュエン(楊懿軒)
グー・ブータオ(顧歩桃)
…チェン・ジンシン(鄭靚歆)
メインCP①グー・ブーシア(顧歩夏)
人類学部所属で、バスケットの推薦により入学した。性格的にはとてもルーズ。
メインCP②ジャン・チー(江馳)
医学部から転学して法学部に入ってきた秀才。バスケも得意らしい。
「ジャン家は三世代にわたって医学を続け、その期待に応えて医学部に入学した」「彼は家族と不仲になり、この段階でお金を稼ぐことに専念した」とあることから、やはり相当な期待がかかっていたのでしょう。
そして見逃せない一文が。「ルームメイトが絶望的だと感じており、引っ越しするための十分なお金を貯めたいと思っていた」
グー・ブータオ(顧歩桃)
ブーシアの姉。実家の廟を継ぐことに。
「幼いころから弟のブータオに『逃げないで』と守ってくれた」「兄から廟を継ぐ準備をするため卒業後も廟に残った」「愚かな弟を守ってくれる人が現れたらどんなに素晴らしいかと考えている」
それ以外にも、「Be Loved in House 約・定~I Do」でサブCPのイエン・ジャオガン(言兆綱)を演じたウェイポー・リァオ(廖偉博)も出演しています。
大学生4人組がバスケットをしていて、遠くに飛んだボールをキャッチしようと姿勢を倒したグー・ブーシア。
彼を受け止めてあげたのはジャン・チーでした。
OP曲バックには、この先のストーリーを暗示するような、二人のラブラブショットが冒頭から連発でした![]()
寮の部屋。大量のお札やお守りの品がブーシアの部屋にあります。どうやら幽霊が出るらしい。
そこに入ってきたのはジャンでした。この部屋に残る怨念を説明しますが、ジャンは「幽霊を見るのは小心者だからだ」と取り合いません。
バスケの練習をしていてもラフプレーを出すブーシア。
ジャンのことが気に入らない様子ですが、しかし興味はある様子。
夜になり、ウーバーを頼んだブーシアだったが、届けに来たのはジャンだった。
お金持ちの家の雰囲気がしたのですが、バイトでお金を貯めようとしています。
まあ公式インスタによれば、寮から出ていこうと思ってお金を貯めたかったみたいですね。
ルームメイトがジャンだと知ったチームメイトは、彼をチームに誘えとブーシアを説得しますが、彼は断固拒否。
翌朝、二度寝しているブーシアのために、ジャンはカーテンを閉め、目覚ましを止めてあげたのですが、そのおかげでブーシアは寝坊。その後もことあるごとに二人は対立。
そこで、男同士の対決として、腕相撲をして、敗者は1ヶ月反抗をしないことになりました。
その勝負の途中、ブーシアはジャンにキス。
油断させたところを一気に勝利に持って行ったブーシアでした。
現段階で、ジャンもブーシアも興味を持っているのかな…と思いつつ、第1話の定番ですが不仲この上ない笑
サブCP、いなくなっちゃった問題
早速見どころに行きたいのですが、今作にはサブCPがいません。
ちなみに、VBLシリーズ第4作の「AntiReset」にもサブCPがいません。
VBLシリーズ、サブCP廃止してしまったのでしょうか…。
第2部・第3部はまだ全く見ていませんが、ついにメインCPに焦点を当てた脚本になってしまったのだとしたら、何となく寂しいですね。
というより、「なぜサブCPがいるのか?」と考えた時に、「少しでも視聴者が興味を持てる俳優を出したい」といった理由も考えられます。
このブログのフォロワーさんとも「誰のファンでしたか?」といった話題で盛り上がったりしますから、多くの人に見てもらうためには多様なイケメンを出しておくべきだ…という判断なのかもしれません。
そうだとすれば、「メインCPをじっくり見て!」という方向に舵を切ったのだったらそれはそれで望ましい。
実際は知りませんが。
見どころ①メインCPの接近
今作、脚本が上手いと思います。
最初は、正直「BLに幽霊を加えて、どう持っていきたいの?」と思ったのです。
ところが…。
幽霊の声が聞こえ始めたブーシア。おびえてしまい、部屋で一人籠って耐え忍んでいたところ、帰宅したジャンにたまたま触れた時、なんと幽霊の声が聞こえなくなった!手を離すとまた幽霊の声が…。
幽霊は怖い。でもジャンに触れたり、ジャンの近くにいると幽霊の声が聞こえなくなる。
つまりジャンはお守り代わりになるということに気付いたブーシアは、そのために積極的に彼に関わるようになりました。
一方、ブーシアが接近してくるのは、自分のことが好きなんだ…と考えるようになったジャンもジャンで、かなり積極的に彼の接近を受け止めるように。
こうして、接近する理由が食い違う(お守りv.s.好き)ものの、二人は周囲がうらやむようなラブラブぶりを発揮し始めました。こんな接近の仕方は今までになかったので、脚本が上手いな、と感じました。
しかし、この食い違いはいつか問題になりそうだ…というフラグもビシビシ感じますね。
見どころ②幽霊問題、どう乗り越える?
もしかして、誰に触れても幽霊の声が聞こえなくなるのでは?と思い、いろいろな人に触れまくるブーシア。
当然のことながら、全く効果はありません。
どうやら、ジャンの陽の気がいい効果を生んでいるようなのです。
しかし、このままずっとジャンの近くにいるわけにはいきません。
幽霊の声が聞こえなくなるような方法は何かないのでしょうか?
ストーリーが進んでいくと、その方法をブータオが見つけます。
それはどんなものなのか。ネタバレエリアの最後に。
この先ネタバレエリアです
見どころ③ジャンとの不仲
女の子から渡されたスイーツも、受け取らないジャン。
代わりにブーシアが食べるが、クリームがついた唇をそっと拭いてくれたジャン![]()
「俺に近づき、当然のように寄り添う。なぜだ?」
好意を持っているであろうブーシアの様子が、徐々に気になり始めたジャンでした。
寮のラウンジ。ジャンが触れてくれ、幽霊の声が聞こえなくなった時、衆人環視の状況下で
「君は本当に僕にとって特別だ」
と言ってハグします。ジャンは戸惑いを隠せず、「なぜ特別なんだ」と問い詰めます。
しかし、「そんな不用意に近づかないでくれ」と言ってジャンを遠ざけるブーシア。
この辺からですね。ジャンは自分がブーシアにとっては特別な存在なのだと意識し始めます。ここからはもう一途にべったりと言った感じ。
一方のブーシアにとっても、絶対に手放したくない相手であること自体は間違いないのです。
ブーシアはジャンをバスケ部に勧誘しないと、試合に欠場させられてしまいます。
必死に説得。
「僕たちは縁がある。君と一緒にいると安心するんだ。でも君は忙しいし、学部も違う。だから時間があれば、バスケ部に入らないか?たくさん会えるし、お互いをもっと理解し合える。」
一方のジャンもその気です。
「俺が特別なら、態度で示してくれ」
この辺りから、ジャンはブーシアの頭をくしゃくしゃってなでるようになります。
ジャンは早くブーシアに告白してもらいたい。しかしブーシアはお守りとしての存在をジャンに求めています。
しかしブーシアも悪いんです笑 「実のところ僕は、君がすごく好きだ」なんて言っちゃうので。
しかし、とうとう感情のすれ違いが露見します。
ブーシアは自分の行動が分からなくなりました。
なぜキスを避けないかと言えば、幽霊の声を消すためだと伝えるべきだと良心では思うものの、利用されてると思って怒ったらどうするかに悩みます。
翌日、部員に二人の関係を問われ、
「みんなが入部させろと、失敗すれば試合に出さないとも。
じゃなきゃ、あいつに構う暇はない」
と言うのをジャンが聞きつけ、怒ってその場を立ち去ってしまいます。連絡もつかず、ようやく再会できてもブーシアのことを無視するように。
「悪かったな。俺が勘違いしてた。誰かに聞かれたら伝える。俺たちは何もないと」
この辺りはジャンに感情移入して、辛かったですね…。
きっとこんな日が来ると予想はしていましたが、第6話でやってくるとは…。
ま、ちょうどいい頃合いだったのですが。
見どころ④くっつき、はなれて、またくっつく
ブータオと話しているうちに、自分の感情を再認識するブーシア。
「これほど悩んでいるのが答えよ。人を好きになると、離れてる時は恋しくなり、一緒にいる時はすごく楽しい。2人なら何をしても心が温かくなる。特に体が触れ合った時は鼓動が早くなって期待に胸が膨らむ」
それからは毎日ジャンのバイクに差し入れをするようになりました。
料理もしたことないのに初めてパスタを作ったり、薬膳ドリンクを差し入れたり。
マネージャーから、男らしく許しを求めに行けと諭され、ジャンの前に立ち塞がるブーシア。
「君に近づいた理由や隠し事があると知っても、僕を好きになる?僕が卑怯者でも…」
それに対して、ジャンは
「俺をどんな人だと?自分の気持ちはわかる。お前が好きだ。」
無事、仲直りしました
よかた!
バースデーケーキも手作り。
実家の廟に行ってリサーチ。じいちゃんが亡くなり、誕生日は祝わなくなったブーシア。ろうそくを消したり、誕生日を祝うこと自体が嫌いになってしまっていました。
おじいさんは麺線を食べさせてくれていたことまで調べていたジャン。そこで彼のために麺線も作ってあげました。
バースデーケーキ仮説、こちらでも立証されました笑
これまで視聴した19作品中12作品(63.2%)でバースデーケーキシーンがありました。幸せそう。
「でも彼の優しさは、僕に罪悪感を抱かせる」この先徐々に表情が曇っていくブーシアです。
ジャンは学部長が国際法模擬裁判に指名し、勝てば代表として外国への本大会へ行けるのに、恋愛にうつつを抜かしていると批判されているのを知り、自分のせいだと悩むブーシア。
たまらず、バスケ部を抜けたら?と説得します。「僕のために尽くしてくれてるけど、恋愛が原因で評価を下げるな」
「僕のために全部諦めたのか?その選択に価値はある?本当に僕のため?」少し頭を冷やすため、ジャンは部屋から出て行きました。
幽霊が話しかけてきます。「経験者としてアドバイス。彼の優しさを当然なんて思ってちゃダメよ」
長いこと付き合ってきたからでしょうね。なんと幽霊までもがブーシアに恋愛のアドバイスをするようになりました笑
泥酔状態のブーシア。二人の出会いから振り返ることに。
「君といることが習慣に。小言を聞くのも幸せで、一緒にバスケもできて、ベッドに君がいると安心する。だから鍵をくれた時、心底嬉しかった。でも不安にも…。
いつか君に捨てられたらどうしようと…」
「伝えるのは最後だ、グー・ブーシア。
俺は誰の指図も受けない。選択に責任を持つ。何が起きようと、お前が去らない限りそばにいる。」
いやー、Stay By My Side…ではないですが、そばにいる宣言ですね。
再び仲直り。よかた!![]()
見どころ⑤幽霊の封印方法
ブータオが見つけた、じいちゃんが残してくれた資料の中に、封印についてのやり方がありました。
ふさわしい人の八字とブーシアのお札を一緒にすること
八字とは、生年月日と生まれた時刻のこと。ブーシア曰く、八字は簡単に渡してはいけないものらしい。
そんな大事なものを重ねることで、ブーシアは守られるようですが、一方で相手(この場合はジャン)に何が起こるかも分からない…とブータオは言いました。
さらに夫婦になる必要もある、と。
二人で八字を重ねに廟にいく。
ブータオから、弟のことをありがとうと言われたジャンは、
「自分のためです。俺の目が届かなくて、守れないのは嫌なんです。」
いい奴やん…。ジャンは、本当に特別な存在には自分の全てをささげる覚悟なのですね。
最初の冷たい印象が吹き飛び、一直線な感じが強く感じられるようになりました。
それと同時に、笑みが増え、本当にイケメンな感じが。
一方のブーシア。ちょっと頼りない感じでずっと来ていましたが、最後の最後まで頼りなさはありましたが、徐々に強くなってきた感じがします。それもすべて、ジャンの陽の気がなせる業なのでしょうね。
さて、このブログの読者さんからは、「誰が好きでしたか?」って聞かれることが多いので、白状します。
どちらも好きではありませんでした笑
結構序盤で「もう無理かも…」って思いました。好きな顔でない人を追うのは結構きついので。
しかし、ストーリーが進んでいくにしたがって、徐々に二人の日々をもっと見たいって思うようになりました。
終わってしまえば、これはこれで楽しく見ることができたストーリーでした。
本音は、タイプの二人だったらもっと楽しかっただろうな…と思います。
VBL第2部に期待しましょう。



















