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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

GWも終盤に差し掛かりました。この期間は日本のBLドラマを楽しもうと思って、作品を探していました。

そんな時、以前フォロワーさんにおススメされた作品があったのを思い出し、見てみました。

今日のレビューは、2023年の作品「君となら恋をしてみても」です。

1話25分程度、計5話なので、本当に一気に見ることができます。

私自身、5月5日の20時ごろ見始め、22:30に見終わり、今原稿化しています。

最後にさわやかな気持ちで連休を締めくくりたい人におすすめの作品です。

 

 

 

メインキャストと第1話のあらすじ

 

    

海堂天(かいどう あまね)

…大倉空人(おおくらたかと)

山菅龍司(やますげ りゅうじ)

…日向亘(ひゅうが わたる) 

メインCP①海堂天

本気の恋など出来ないと諦めている高校生。ゲイで、恋愛関係ではない相手との関係が一番楽だと言う。

フォロワーさんからこの作品をおススメされたとき、「原因は自分にある。」の大倉空人君と紹介されました。

無知な私は、「あーそんなドラマに出た俳優さんの新作なのか」とばかり思ってました。

ボーカルダンスグループの皆さんでした…。失礼しました。

大倉君は童顔なところも相まって、天の雰囲気にぴったりだと思います。

 

メインCP②山菅龍司

家族のために、食堂「見晴亭」で忙しく働いている高校生。

誰も期待していない情報ですが、メインCPのどちらが…と聞かれたら、私は龍司の方がタイプでした。

演じる日向亘さんは、仮面ライダーシリーズにも出演され、見たいと思いつつ結局見られなかった「ペンディングトレイン」にも出演されていたそうです。それなら見とけばよかった。

現在21歳。フレッシュで今後に期待がかかる俳優さんですね。

 

 

江ノ島のおばあちゃんの家に引っ越して来た天。おばあちゃんに電話をしていたら、猫のタルスケがやって来て、天のおにぎりを食べてしまった。その飼い主龍司は、天のタイプで、猫を通じて会話を。

龍司はお詫びに、食堂「見晴亭」でしらす丼をご馳走することに。

移動中もふとした龍司の行動に好きな気持ちを高める天。しらす丼の味にも感動。

小さい時から家の手伝いをしている龍司。家業を手伝うのは当たり前だと言う龍司に、

当たり前って、簡単なことじゃないし。龍司君は胸張っていいと思うよ」

この一言に、ハッとした様子の龍司。

食べ終わり、帰る時に階段を踏み外しそうになった天。それを引き寄せた龍司と、勢い余ってハグする格好に

出たよw 大体BLドラマは転びそうになるんですよw

それを引き寄せ、大体ハグするんですよね…。分かっているんです。

 

 

ばあちゃん家に着いた天。風呂に入りながら、龍司との出会いを思い出し、抱かれたい、また会いたいと願う。

中学校のグループLINEに連絡があるが、当時のことを思い出し、表情を固くする天。

きっと何かあったんだろうなぁ…ということが容易に察知できました。

話が進めば、ここら辺についても言及があるでしょう。

 

翌日、転入した高校で龍司に再会

龍司の高校生活の様子を見るうちに、もっといろいろな表情を見てみたくなり、バスケのプレイ中に「ねえ、放課後、デートしよ」と誘う天。

ソフトクリームを食べさせ合う二人。デート中、「俺男が好きだし」さらっとカミングアウトする天に、固まった表情の龍司。

「海堂さん、茶化さなくていいっすよ」どんどん表情が固くなる。

しかし、夕日を見て、龍司は天の写真(夕日アイス)を撮ってあげ、表情も穏やかなものに戻る。

龍司に対する想いがますます募る天。

 

そのころ、おばあちゃん家の給湯器が壊れたと連絡があり、一緒に銭湯に行くことに。

 

 

 

 

見どころ①「茶化すな」と言われた天の過去

結構早い段階でカミングアウトした天。彼の過去は、第2話で明らかに。

給湯器が壊れて二人で行った銭湯。「男が好きだと言ったのに一緒に入るのは嫌じゃないのか?」と聞く龍司に、「嫌だったら来ていない」「いつからそうやって茶化して話すようになったのか?」と聞かれたことがきっかけで、過去を話しました。

中学の頃に好きな男の子がいた天。その世代によくある「誰が好きなんだ?」といった話に答えづらい様子だったのを、その子は遮ってくれた。

「ただ、全部言いたくなった。俺は男が好きで、女の子には興味がないこと。時々、みんなに嘘をついているような気になること。」

ところが、全部伝えたらその子から笑われてしまい、その場を収めるために冗談だと言って笑ってしのいだ。その時から、傷つくのが怖くて予防線を張り、茶化すような雰囲気をまとってしまったのだと天は伝えました。

切ないですね。思春期のゲイって、多かれ少なかれこんな気持ちを抱えて過ごしています。私も、親友に伝えられない思いを持ったまま、中学・高校と過ごしていました。

しかし龍司は、その思いを聞き、「今まで、そうやって笑って誤魔化してきたかもしんないすけど、俺は海堂さんのことをそんな風に思わないです。だから、俺の前で無理に笑わなくていいっすよ。茶化すたび傷ついてんのは自分でしょ?」といって慰めてくれました。

 

天は自分を偽り、好きでもない相手とsexをしてきましたが、自分のことを本当に受け入れてくれるのではないか?彼となら、恋ができるかもしれない…と龍司に対する思いが日増しに強まっていくのでした。

 

 

見どころ②龍司は天を受け入れるのか?

早い段階で天はゲイだということを自覚した龍司。

しかしその気持ちが自分に向いているということは知りません。

これに関しては、正直龍司が鈍感すぎます

というのも、第2話で風邪を引いた天の介抱をしていた時、天は龍司が妹の看病をしていた話を聞き、「人のために何かしてあげたいって思えるところ、きっと妹さん大好きなんだろうなぁ」と、暗に「自分も好き」と伝えています(無意識にでしょうが)。これに気づかないのか…?と思いましたが、気づいていませんでした。

 

後にこの思いを認識した時、果たして龍司は天を受け入れるのか…?続きはネタバレエリアで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この先ネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見どころ③二人の接近

天は実らない恋だと思い、できるだけ自分の気持ちを抑えようとします。

しかし、その気持ちに気づかない龍司は、むしろどんどん天に接近します。

 

大きなきっかけは、風邪を引いたことと、テスト勉強でした。

風邪をひいて寝込む天を看病してくれた龍司。その時、天は

「俺がこれまですがって来た優しさは、偽物だったって、今ならわかる。龍司君の優しさに触れるたび、心が温かくなる

この気持ちはきっと、本物だ

と、高まる恋愛感情をはっきりと認識しました。

そして授業中に寝てばかりいる龍司は、テストの欠点(赤点)が気になります。その回避のために、龍司は天に勉強を教えてくれと頼みます。二人で勉強するうち、距離が近づき、自分の気持ちがバレそうになるのを必死で隠す天がいました。

 

 

 

 

 

見どころ④龍司の過去

第3話で明らかになった、龍司の過去。

父親から言われた、

心配なんだ。店も母ちゃんたちのことも、頼んだぞ」

その言葉に縛られて生きてきた龍司でした。

中学の時に、父親が病気で亡くなってしまいました。

家族も店も、当たり前にあると思っていたのに、突然の別れが。

その時、父親がやってくれていたように、自分も大事なものをちゃんと大事にしたくて、朝も夜も、店にできる限り出たいと思って、補講にならないように勉強に励んだのでした。

しかし、本当に自分はちゃんとできているのか?「心配だ」と言っていた父親の気持ちを背負えているのか?そんなことが常に不安でした。

そんな中、勉強を教えに来てくれた天が、父の遺影の前で「龍司君には大変お世話になっています。あのしらす丼の味、俺も一緒に守ります。だからお父さん、心配しないでください」と言ってくれたことで、龍司は自分の不安が軽く感じられました

 

振り返ってみれば、天は龍司が言ってもらいたい気持ちを素直に言葉にしてくれることが多いです。

冒頭でも、自分にとって家の手伝いをするのが「当たり前」と言っていた龍司に、もっと胸を張れと励ましてくれました。父親の言葉を胸にこれまで進んできた龍司にとって、天の存在は本当に心を解放してくれるものだったのだと思います。

 

 

見どころ⑤告白

欠点回避のお礼に、自宅で冷やし中華をごちそうしてくれた龍司。

天を送っていく途中、気持ちが高ぶり、ついに天は告白します

「ごめん、少しだけ聞いて。言うつもりなかったけど、我慢できそうにないから。龍司君に知ってほしい。好き。でも、返事が欲しいわけじゃない。俺が龍司君を好きだってこと、覚えてて。じゃあ、また」

第1話、そして中学時代と違い、茶化さずに自分の気持ちをきちんと伝えられた天でした。

これも相手が龍司だったからですね。

一方の龍司は、告白に対して戸惑います。

どのように接したらいいか悩み、学校をさぼり、天を連れて神社の境内へ。

そこで天がどうしたいかを聞いて、自分の気持ちを整理したいと伝えます。

天は悩んだ挙句、「龍司と付き合いたい」とはっきり言いました。

 

龍司は「付き合うって考えたことなかったから、天と…そういう、恋人の関係っていうのは、正直、今は想像つかない

けど、俺も天のことを好きになっていけたらいいって思ってるよ。

なかったことにはしないし、今まで通りにもしない。

ちゃんと好きだってこと、知っておくから、だからしばらくは俺に片思いしてて

 

天の思いをきちんと受け止めて、今できる精いっぱいの誠意で天に答えました。

こんなことを言える龍司は本当にカッコいい。姿かたちもカッコいいんだけど、人として本当に惚れてしまいます。

職員室で一緒に怒られた後、8/22の花火大会に二人で行く約束をします。

他の友達とカラオケに行っても、龍司のことばかり気にしてしまう天。

そしていよいよ花火大会の日。二人は久しぶりに再会します。

「どうしよう、俺今日ダメかも。久しぶりに会えたからドキドキしてる

「ちょ…あんま口に出すなそういうこと。恥ず…」

二人で一緒に屋台料理を食べ、話す二人。そんな中、クラスメイトと会い、「どうせならみんなで見ようぜ」と言われて連れていかれそうになった時、「あー悪い、俺ら二人で見るから」と龍司が遮ってくれます

「いつも家族で見てたから、今年は天と見られてよかったよ。来年も一緒に見たいなぁ」

「来年も、俺、片思いなの?」

ここで二人の感情が交錯します。果たしてどうなってしまうのか。

 

龍司にとって、この夏もいつもと同じ夏になるはずでした。店の手伝いと宿題に追われ、あっという間に終わる夏。ところが、今年は違ったのです。

ヒマワリが咲いたら「天に見せてやりたいな」

カルピスの注文が入ったら「天が好きそうだな」

常連さんにも「今年は楽しみなことがあるんですよ」

そうしているうち、母親が父の遺影に手を合わせているところを見て、母の父に対する感情と、自分の天に対する感情が似ていて、ダブらせて考えます。自分の気持ちが整理できたようでした。

「俺今日返事するつもりで来たから。こないださ、店で天に食わせたいものがあったのに、どう声かけたらいいかわかんなくて、連絡できなかった。会いたいって思った。今の自分の気持ちじゃ、天が伝えてくれた好きにはまだ足りないかもしれないけど、でも、俺は会いたいって理由だけで会える相手が、天ならいいな…それが恋人の特権なら。

天と付き合いたい。そう言うんじゃ、ダメかな?」

「ダメじゃない。

俺も、龍司君と付き合いたい

そして二人は、花火を見ながら、キスを。

そのまま、話をしながら夜が明けました。

 

 

この作品を見ていくうち、私が台湾BLドラマに引き込まれる要素として挙げていた、「映像のきれいさ」がつまっていると感じました。ライティングにもこだわりを感じましたし、主役の二人が本当にきれいに撮られていました。(まあ二人ともイケメンなんですが笑)その意味で、この作品は大好きな作品の一つと言えます。

 

ストーリーラインも、大きな波乱がないことが単調ともいえます。

しかし逆に言えば、安心して最後まで見られる作品だとも言えます。思春期のピュアな感情をうまく表現したとも取れるんですよね。

私のように薄汚れた人は、身体の付き合いをしていた男性から連絡があったら、「こりゃひと波乱あるぞ!?」なんて妄想してしまったりします。

また「奇蹟」「僕らも知らない僕ら-UNKNOWN-」の暴力シーンに目をひそめる自分がいる一方、それが台湾BLによくあるものだ…とワクワクしたりするもんですが、この作品にはそんなこともない。

 

二人の恋愛をただただ優しい目つきで見ていられる、本当に心が洗われる作品でした。大満足の作品にまた一つ出会えて、幸せなGW終盤を過ごせました。

 

 

見どころ⑥曲が心にしみる

最後になりますが、何となくOP曲が耳に残ってしまったというお話を。

OP曲の the shes gone「きらめくきもち」、ほぼサビしか流れてきません。でも、なんか印象的な曲でした。

ドラマ本編の映像を使ったスペシャル版がありましたので共有します。いいシーンがたくさんありますよ。

そういえば、ふとした時に流れてくるピアノの旋律?とかも含めて、BGMも雰囲気を盛り上げてくれるものが多かったですね。日本のBL作品でも、こんな感じのものがあるんだ、とほほえましく思える作品でした。

 

p.s. 二人のセクシーな絡みは全くありません笑 これもまた、安心して見ていられる作品である理由ですね。

私のように薄汚れた人間には、もっとセクシーに絡んでほしかったという感想もありました。