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アラフォーのゲイが、台湾BLドラマにハマった!
ぜひ見てもらいたいドラマをご紹介します。面白そう!と思ってもらえたら、ぜひいいね!していただけると励みになります。また、コメントで感想を共有したいのでよろしければぜひ。

2024年1月、台湾BLドラマに出会い、沼にハマった40代ゲイのkeyです。

いつもは台湾作品を見ていますが、今回は日本のBLドラマ作品のレビューです。

2024年の作品「ハッピー・オブ・ジ・エンド」です。

日本作品って、何見るか結構迷います。

どうせ見るなら、好きな見た目の俳優さんが出ている作品がいいかなぁ…と思い、二人とも見た目が好き!という理由で見始めました。

 

 

レビューに行く前の注意事項

この作品のレビューを書く前に、ぜひ伝えたいことがあります。

今作品、注意暴力シーンが強め注意です。

演者さんの痛みを一緒に感じてしまうような感覚をお持ちの方は、今作の視聴はお控えいただいた方がいいかと思います。

私は自分で見て、「面白かったなぁ」と思う作品を紹介したいと思っています。

(まあ、これまで「面白くなかったなぁ」と思う作品のレビューもいくつか投稿しましたが。)

せっかくですから、見た人と感想を言い合って、余韻を楽しみたいと思っています。

そんなわけで、この作品も「面白かった」です。おススメできます。

最終話、涙がとめどなく流れてきたシーンもあります。

ところが、そこに行きつく前に脱落してしまう方も大勢いると思うのです。

特に暴力シーンが苦手な方は、本当にお気を付けください注意

(私もそこまで得意ではないので、途中は結構しんどかったです。)

 

 

 

メインキャストと第1話のあらすじ

 

    

柏木千紘(さくらぎちひろ)

…別府由来(べっぷゆらい)

ケイト

…沢村玲(さわむられい)

加治(かじ)

…久保田悠来(くぼたゆうき)

 

メインCP①柏木千紘(さくらぎちひろ)

家族から勘当され、家を出た青年。金も行くあてもない。

彼はキャリアの最初のころは漢字は同じものの「べっぷゆうき」名義で活動していました。

今作の放送時点では、読み方を「べっぷゆらい」に変更しています。

 

メインCP②ケイト

千紘が行きつけのバーで出会った、超タイプの青年。

 

彼はONE N' ONLYのボーカルとして活動しています。笑顔がかわいいんですよね。第1話あたりではほとんど笑わないんですが。

ところでワンエンはBLドラマに出演する人が多いですね。これまで私が見ただけでも、

「his~恋するつもりなんてなかった」草川直弥くん

元メンバーですが「未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜」上村謙信くん

それ以外にも、まだ見ていませんが「タクミくんシリーズ」にも山下永玖くんが出演しているようです。

また「未成年」では、この沢村玲くん関哲汰くんが、ビリヤード場のシーンに特別出演しています。

 

 



行きつけのバーで目線を合わせられ、目が離せなくなってしまう千紘。吸い寄せられるようにケイトの隣に座ります。

「千紘のこともっと知りたいから、このあとちょっと静かなところで話せない?

二人はホテルに移動しますが、電マで殴られる千紘。その後もケイトからボコボコにされてしまいます

半日後、ゴミ捨て場で正気を取り戻す千紘。目の前にはケイト、そして見知らぬ男性(加治)が。

「麻布のタワマンの人のヒモしてたろ?

外の男と遊び歩いているのがバレて、追い出されたよね?

その時カード盗んだよね?

ヒモをしていた松木さんのところを出ていく時に、千紘は黒いカードを抜き取っていました。

どうやらケイトはそのカードを探していたようです。

なくしたという千紘に、「もういいや、消えて」というケイト。

「バカにしやがって。

やらせろよ。途中だったろ」

そうして加治の車に乗り込み、ケイトの家に行くことになる千紘。

 

回想シーンをまとめます。

千紘は以前駿一に恋をしていました。高校では誰とも話をしなかったのに、駿一は帰り際にだけ「バイバイ」と言ってくれました。卒業式の日、駿一に手を取られ、ホテルに行き、初めてsexを…ラブラブ

ところが、駿一は他の女性と結婚してしまいました。結婚式では彼のことを悲しげに見つめていました。

そして親や兄からクズ扱いされ、家を追い出されてしまったのでした。

 

そんな背景を持つ千紘ですが、昔を思い出しつつ、「人生はゴミクズだ。だけど、昨日のあいつの目には何かがあった。ゴミクズではない、何かのかけらが」と感じていました。

 

車から荷物を下ろし、とある部屋に運び込む千紘。

その時、フードを被った男性が、アパートの入り口にインスタントカメラを意味ありげに置いて行きました。

出かけていたケイトがそのカメラを拾い、千紘に渡します。千紘は夢破れましたがカメラマン志望でしたので、喜んで、外でケイトを撮ることに。その時のケイトの顔はとても優しく、ラストの1枚で彼を撮ろうと思ったら手で顔を隠されてしまいました。

 

翌日のケイトの仕事中は1人きりになってしまう千紘。1人でいると何を考えていいかわからず、死にたくなるという千紘に、ケイトはsexの誘いラブラブをしてくれました。

 

 

 

見どころ①メインCP二人の接近

千紘も、ケイトも、過去はかなり壮絶

辛い経験ばかりで、愛なんてものが信じられない生活をしてきました。なんとなく死を呼び込みそうな雰囲気も感じます。

そんな二人が、徐々にお互いに惹かれあうように。

不器用な二人ですが、心を寄せていく様子が徐々に見られるようになります。

 

 

 

 

見どころ②ケイトの過去

特にケイトの過去は凄惨…。

実情が徐々に明らかになるにつれて、目を覆いたくなるような過去のシーンが登場します。

このあたりは本当に辛くなってしまうシーンが多かったです。

方向性は2つあり、一つは母親との関係性。もう一つは幼い時の仕事のつながり

早い段階で、その仕事上のつながりの相手が、インスタントカメラを置いていったマヤだったことが明らかになります。

明らかになればなるほど、辛くなってしまう…。

でも、それがあるから千紘との日々が、ケイトにとって大きな意味を持つようになります。

詳細はネタバレエリアで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これよりネタバレエリアです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見どころ②+ ハオレンの過去→千紘との出会い後

名前を使い分けてきたケイト。本名はハオレン(浩然)です。以降はハオレンと記載します。

深入りしすぎると、文章にまとめるだけで辛くなりますので、やわらかめにハオレンの過去をまとめます。

 

 

 母親との確執

ハオレンの母親は中国から来て、風俗で働いていました。ハオレンは客との子どもらしい。

ということで、ハオレンは中国人でした。

ところが、母親とは疎遠になってしまいました。ハオレンを置いて、母親は出ていってしまったのでした。

 

 

 加治との出会い

ハオレンが15~6歳ぐらいの時に加治と出会います。

「家はない。帰れない。なんでもする。1週間、ゴミしか食べてない」と言うハオレンを、マヤに紹介したのは加治でした。

今でも加治はハオレンをマヤに紹介したことを後悔しています。

 

 

 マヤとの出会い

千紘が無くした黒いカードは、VIP向け未成年男女の風俗店(とは名ばかりの、頭のおかしい客しかいないSMクラブ)の会員証でした。ハオレンはそこで働いていました。

ハオレンみたいに死んでも足がつかない人にしかできないような、危ない仕事。

マヤは初めて会った時からクスリ漬けで、もうめちゃくちゃな存在でした。

 

 

 マヤからの逃避

仕事で失敗した時は暴力を振るう、スーツケースに閉じ込める。

お客を半殺しの目にあわせる仕事も、逆に半殺しの目にあわされる仕事もしました。

あるとき、警察に連絡して、裸足で命からがら逃げました。そこでまた加治に会い、助けてもらいました。

「ケイト」という名前も付けてもらって、スカウトの仕事も紹介してもらって、お金も稼げるようになりました。

 

 

 母親との再会

そんな時、立ちんぼをしている母親と再会します。

ところが、母親はヤク中で頭をやられていて、ハオレンのことも思い出せません

それでも、ハオレンは定期的に母親にお金を渡します。

その瞬間は母親はハオレンに笑顔を見せてくれます。でも、全く覚えていないのです。

 

 千紘と出会ってから

一緒に暮らすうち、二人は気持ちを寄せ合うようになります。

自炊の経験がある千紘が料理を作ったら、ハオレンはおいしそうに食べてくれます。

オムライスを作ってくれたお礼に、ハオレンはお菓子についていたおもちゃのネックレスを千紘に渡します。

とても喜ぶ千紘。

 

 

 母親の自殺

飛び降りた母親。その現場に出くわしたハオレンは心がどこかに行ってしまったようになりました。

一時は千紘の食事も食べようとしません。

ほどなくして、二人は一緒に上野まで行きました。

母親が死んだことが本当は悲しいか分からないというハオレンに、千紘はハオレンのおかげで生きていられたこと、いろいろもらっていると感じていること、そのお礼を述べました。

ハオレンは危ない状態なんですよね…。千紘とキスをした後、これ以上ない幸せを感じ、「もう死にたい…」とつぶやきます。

トンネルで寝そべり、引かれて死のうとするハオレン。でもそれに千紘も同調します。

間もなくトラックがやってきますが、焦ったハオレンが必死に千紘を引っ張って助けます。

 

ハオレンは幸せを感じないように生きてきました。痛みも感じないように、自分の感情を抑えてきたのです。

ところが千紘の登場で、幸せや、ケガした痛みを感じるように。

千紘のおかげで、人としての生活をようやく取り戻したのでした。

 

 

 

見どころ③マヤとの対決

二人が住むアパートのゴミ捨て場が荒らされていました。

二人の部屋を特定しようとしているヤツがいるから引っ越すというハオレンに従い、すぐに新しい家に。

 

ある時二人はケンカして、千紘が出ていった直後。ハオレンはマヤに再会します。

千紘も合流し、マヤから離れようとしましたが、家も知られていることがわかりました。。

「怖いよ、絶対見つかりたくなかった。」そんなことをつぶやくハオレン。

単純に怖いのと、手に入れた千紘との幸せをぶち壊されそうなのもあって、怖かったのだと思います。

バイト帰りの千紘。マヤが車で迎えにきて、乗れ、と言ってきます。

車の中には年配の男性も乗っていて、車内ではマヤの挑発が続きます。

車を止めさせたあと、マヤは手下に千紘を殴らせ、自分も攻撃をします。挙句の果てに、千紘を脅して年配の男性をフェラさせ、その様子を動画に納めます。

 

数々の暴行を加えた後、最後に腕を折ってナイフで刺そうとするマヤでしたが、通りがかりの若者がその様子を見つけて警察を呼んでくれました

 

 

松木さんに頼み、また引っ越しをした2人。

ハオレンは千紘に触れようとしますが、千紘はフッと顔を背けてしまいます。やはり相当怖かったようです。

そんな中、マヤから先日撮られた千紘のフェラ動画が送られてきます。これがハオレンをブチギレさせます。

マヤに接触し、ナイフをマヤの腹に突き刺してしまいます

帰宅したハオレン。すべてを告げると、千紘が一緒に逃げようと言ってくれます。

二人は海に行きました。ハオレンにとって、初めての海。

バイトして、カメラマンをまた目指すという千紘。それを聞いて、ハオレンは心の中でつぶやきます。

「お前は何にだってなれる。どこでも行けるし、どこに行ったって生きていける。

お前をどこにもいけなくさせているのは俺だ

こうして、ハオレンは千紘を解放し、自分は罪を償うために自首することを静かに決意します。

駅で、千紘を一人電車に乗せてつぶやくのです。

「俺のこといっぱい思い出して、もう忘れろ

 

ここはもう涙なしでは見られませんでしたアセアセ

壮絶な過去を経験し、生きるために感情を置き忘れてきたハオレン

愛した人に裏切られ、家族にも見捨てられ、愛を寄せたり頼れる人がいないまま過ごしてきた千紘

そんな二人がようやくお互いの存在に愛情を感じ始め、一緒に暮らすことができると思っていた矢先の別れ…。

千紘の感情も、ハオレンの感情も、どちらの感情も想像ができるだけに、本当に泣きましたえーん

 

あぁ…このまま終わってしまうのかな…あせる

 

 

 

見どころ④二人の3年後

千紘は、カメラマンとして順調に仕事を進めていました。

ハオレンのことは忘れられない様子で、彼をもう一回撮りたいと思っています。

 

一方のハオレンは出所したばかり。工事現場で働いています。

会えないと思いつつ、千紘の夢は叶ったのだろうか?とそればかりが気になります。

とあるインスタ画像のキャプションに、千紘の名前があり、ハオレンは千紘がグループ展に参加することを知ります。

「千紘があの日からどんなものを見てきたのか、それだけ知りたい」

千紘がいない時を見計らって、グループ展を見にいきます。そこに、最初に撮ったインスタントカメラの写真が展示されていました

千紘はあの写真を撮った場所にいました。そこに行ったハオレン。彼の柔らかな笑顔を撮る千紘の姿で、幕が下りました。

途中は暴力シーンで本当にしんどかったです。マヤが本当にひどくて…。

演じた浅利陽介さん、本当に演技の幅が広い。今作では憎しみしか感じられない役を全力で演じていらっしゃいます。

 

二人が幸せになることを信じて見てきたのに、こんな終わり方をするのか…神はいないのか…と思って涙もとめどなく流れてきましたが、最後に二人が再開するシーンを見られて、あぁ本当によかった…と心から思いました。

 

台湾BLドラマにも、かなりの暴力シーンが出てきます。でも、今作はこれまで見てきたどの作品よりもつらかった。

ただ、ハオレンと千紘にとって、そんな過去を経験したからこそ、今の幸せがかけがえのないものなんですよね。

それを考えると、ものすごく重厚な作品だと思います。

再度見直すかと聞かれたら、絶対見直さないチューと思うのですが、それでも年末にいい作品に出会えたと思います照れ