さて、血糖値が高いと糖尿病になって寿命が10年短くなる、と言われてはいますが、そもそも糖尿病と深くかかわっていると考えられている血糖値は、どういうメカニズムで高くなってしまうのでしょうか?
今日はあなたと、巷で高血糖だと言われている状態というものが、数値的に換算するとどういったものなのかを、ちゃんと数値にすることでシェアさせて頂こうと思いますm(_ _)m
そもそもの前提として、血糖値が上がるのは大抵食事を行ったあとになります。
これは、食事を摂取すると、食品中の糖質が小腸から吸収されるが原因です。
その結果、血液中のブドウ糖は増加し、糖の量(血糖値)が上昇していくのです。
血糖値が140mg/dlぐらいまで上昇すると、膵臓のランゲルハンス島という組織からインスリンが分泌されるのです。
インスリンは、糖を細胞の中に糖を代謝させるホルモンであり、膵臓からインスリンが正常に分泌されれば、糖は血液の中に必要以上には残りません。
肝臓や筋肉といった組織に運ばれていって、エネルギーとして消費されます。
またインスリンは、余分な糖を脂肪細胞や筋肉細胞に吸収させる機能があるので、血液中の糖の量を調整する役割も担っているのです。
ですが、インスリンの量や働きが十分でない、もしくはインスリンの役割を妨害する物質が血液中にある、という条件が整ってしまうと、血液中のブドウ糖を代謝できなくなってしまうのです。
これが、高血糖の状態になります。
では今日はこの辺で(^-^)ノ