もう十数年も前になるのですが、yukiちゃんと二人で伊豆の海岸に
一泊二日の海水浴に出かけた時の、本当にあった怖い話です。
ある夏休み、 yukiちゃんと私は伊豆下田の海岸に海水浴に出かけました。
小さな入り江になった海岸で、浜の対岸は断崖絶壁の岩場、
小さな洞窟が幾つか点在しているような自然豊かな海岸でした。
夏休み前ギリギリに宿の予約を入れたので、
海岸近くの便利な場所にある宿はもう一杯でした。
そんなわけで、集落の外れの山際にある民宿に
何とか宿をとることが出来たのですが・・・ (´・ω・`)
そこの民宿、お盆の真っ最中だというのに結構空室があるのです。
私たちの部屋は一番奥の端っこで、すぐ隣が山際の崖になっていました。
私たちの他にもう一カップルと家族連れがいたようですが、
一部屋か二部屋置き位にお客さんが入っているようでした。
お盆の最中だというのに、こんなに空いているのは何でだろうと思ったのですが
まぁ普通に小奇麗だし、どうということのないよくあるタイプの民宿だったので、
海岸からちょっと遠くて場所が悪いからかなぁ・・・?
などと特に気にも止めていませんでした。 (´・ω・`)
yukiちゃんは砂がジャリジャリするのが大っきらいで、浜辺で遊んでいたくないので
ボートを借りて対岸の岩場にある洞窟付近を探検してみることにしました。
入口が小さく見えた洞窟でも奥は結構深いようで、打ち上げられたゴミもあり
私は、中に入ってみる勇気はさすがにありませんでした。 (;´∀`)
ところがどっこいyukiちゃんときたら、ちょっとトイレをもよおしましてぇ
その頃はまだ普通に男の子してましたもので、もう全然お気楽に
ちょっと人目に付かないように洞窟の少し奥に入ったところで、
用を足してしまったのですよぉ・・・
思えばあれが良くなかったのかなぁ??? Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
バチでも当たっちゃったんでしょうか??? ((((;゚Д゚))))
真相は、知るすべもないわけですがぁ・・・
さんざん海を堪能し、民宿に帰ってお夕食を食べ
夜、二人でお部屋でのんびりしていたのですが、
その日恐ろしいことに、テレビで将門の祟りについての怖い話をしていたのです。
私は何だかそれがものすごく怖くて怖くて見ていられなかったので
先にお風呂に入りに行くことにしました。
ところが、私がお風呂から上がって帰ってきても、
まだyukiちゃんは真剣になって怖い話を見ていました。
なので私はとっととお布団を引いて、(もちろんyukiちゃんの分も)
先に「じゃ~私こっち側で寝るねぇ~(´∇`)」と言って、窓際のお布団を
確保して横になってしまいました。いつもなら、先にお布団をGetするのは
yukiちゃんで、私も特に文句を言ったりしないのだけど、この日は何故だか
とても怖くて、とにかく少しでも人の気配のある、
お隣の家の気配を感じられる窓際に居たかったのです・・・ ヽ(д`ヽ)(ノ´д)ノ
そして、何と言っても廊下側(山のある方)が怖かった・・・ どういうわけか・・・
私は、yukiちゃんよりも少しは霊感があるようで、思春期の頃から
金縛りにあったり、変な物を見たり、ちょっと怖い思いをしたりしていた。
でもしかし~話を聞くとyukiちゃんは全くそんな経験がなかったらしく、
怖い話もヘッチャラな風だった。(祟の話も平気で見てたし・・・)
だからさぁ~しかたないよねぇ~感じない人は全然感じないようなので、
きっとyukiちゃんは何か来ても感じないに違いないと信じたわけで・・・ (´;ω;`)
でもねぇ・・・ごめんよぉ~あんな事になるなんて 。・゜・(ノД`)・゜・。
その夜、私は恐怖を断ち切るように、窓の外の人の気配をしっかりと確認してから眠りについた。
yukiちゃんは、私に先に寝場所を取られてしまったので少し不満そうにしながら、私の横の廊下側のお布団で眠りに着いた。
それから・・・あれは何時頃だったんだろう・・・
事件の後、少し落ち着いてから時計を見たら4時頃だったから
たぶん3時から3時半位の時間だったと思います。
電気はいつも全部消して寝るので真っ暗な部屋の中、
私は「う~んう~ん」と、とても苦しそうにうなされるyukiちゃんの声で目が覚めました。
始めは普通に怖い夢でも見ているのかなぁ? と思っていたのですが、
尋常ではない唸り声で苦しそうに唸り始めたので心配になり、
これはちょっと起こしてあげた方が良さそうだと思い、
yukiちゃんに覆いかぶさる様な形で両肩を持って
「大丈夫? yukiちゃん!yukiちゃん!」と何度も何度も揺さぶったのです。
でも・・・何て言うのかなぁ?
あんなにしっかりつかんで揺すっているのに全くピクリとも反応がなくて
まるで・・・ここにいるのにいないというか・・・
体があるのに実態が無いという感じで・・・
この世のものだと感じられないような・・・
上手く説明できないけれど・・・極端な言い方をすれば・・・
体はこちらの次元にしっかりあるのに、魂だけがあちら側に連れていかれて、
でも魂と体は一つになって離れないので、ちょうど・・・
次元の狭間に挟まれて身動きが取れなくなっているような・・・
そしてこちら側からはどうにも手が出せない、といった感じの・・・・・
この感覚・・・こんな説明でわかってもらえるか分かりませんが、
ともかく、ゾッとするような感覚でyukiちゃんの体は硬直していて、
どうにも起こすことが出来ませんでした。
すると、もともと私がyukiちゃんの左に寝ていたので、左側から覆うように
yukiちゃんの上から起こしていたのですが、私が寝ていた側と反対の
ちょうど、私の左側(yukiちゃんの右側)の方から、
むわぁ~っと、むしょうにいやぁ~な気配がして・・・Σ(゚Д゚;)
「あぁ~もぅ・・・これ起こすの無理かも・・・」と言う気になって
一旦、私の左側から押されるような感じで布団の上に横になりました。
すると、その瞬間! ボコッ!と私の腹部に一発パンチが入ったのです!!!
あまりの恐ろしさに、「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 と大声を上げてしまいましたぁ (TдT)
あぁぁ・・・ごめんなさい(ノД`) 夜の夜中にあんな恐怖な雄叫びをあげたら
きっと起こされて気がついた人もいるはずだよねぇ・・・恥ずかしい (;´Д`)
でも何と 、その犯人はyukiちゃんで、私が押されるように横になった瞬間、
金縛りが溶けたそうです・・・ ((((;゚Д゚))))
そして、あまりの恐怖に私を起こそうと、おもいっきり腕を振り下ろしたら
ちょうどナイスなところにヒットしてしまい恐怖の大絶叫となったわけです・・・
でもしかし間髪入れずに、「今、金縛りにあった・・・」っていうじゃないですかぁ・・・
も~ビックリの連発で、と・とにかく電気をつけようと立ち上がり、蛍光灯の紐を引っ張り、振り返ったら、な・な・何と!!! (ノ`Д´)ノ彡┻━┻
ちょうど私の寝ていた側の頭の上、窓の上の鴨居のところから、蜘蛛が4~5匹ブラ~ンと、ぶら下がっているじゃ~ありませんか!!!
しかもたった15センチ位の幅のところにまとまってぇ ((((;゚Д゚))))
大きいのは足まで入れて4センチ位から小さいのは1センチ無いようなものまで・・・・・
あんなに・・・なんであんなにまとまってぶら下がってるのぉ??? (´;ω;`)
電気をつけてこちらがビビっている隙にワラワラといなくなってしまいました・・・
一匹、一番大きいのがテレビの裏に入ったっきり見失って・・・
どこに消えてしまったのか・・・
その後、よくよくyukiちゃんに事情を聞いてみると・・・
最初、ミシミシと畳の上を歩く足音が聞こえたそうです。
ちょうど私の頭のあたりの窓のところから・・・ゆっくりと・・・
そう・・・ちょうど沢山の蜘蛛がぶら下がっていたあたりから・・・
絶対に泥棒が入ったのだと思ったそうです。
それほどはっきりとした人の気配を感じて、泥棒をどう対処しようかと焦っていると
足元の方からグルっと巡りこんで来た白い影は、yukiちゃんの右側の枕元に立ったそうです。
そして次の瞬間・・・強烈な金縛りに襲われたそうです・・・
枕元に立ったそれは、女の人で・・・じーっとyukiちゃんを覗き込んでいたそうです。
もう、体を動かそうにも動かせず、何とか私を起こそうとして声にならない声が
唸り声になってやっと私を起こすことが出来たのかもしれません・・・
私がyukiちゃんを起こしていることは分かっていたそうです・・・
それから、じーっと覗き込んでいたそれが・・・「坊や・・・よくお聞き*#$%&・・・・」
最後の方は何を言ったかよく聞き取れなかったそうです・・・
そして・・・私の方をぎゅっと睨むようにして私のいる方向にすっと消えてしまったそうな・・・
すると次の瞬間、金縛りは溶けたそうです。
金縛りに合っている人なんか始めてみました・・・
怖かった・・・すごく不気味だった・・・
あの世とこの世は本当に、次元が違うだけなのかもしれないと
思えてしまう出来事でした。
翌日、宿を発つ時よっぽどそのことを宿の主人に聞いてみようかと思ったのですが
何だか言いがかりをつけているように思われるのも何だし、結局聞かずに帰ってきました・・・
でも、なんとなく昨夜の悲鳴に気が付いていたのか、私が何か言いたそうにしているのを、不安そうな顔で見ていました・・・つД`)・゜・。・゜゜・*:.。
一体あれは何だったんでしょ・・・?
yukiちゃんは「洞窟でバチ当たりなことしたからかなぁ?」なんて気にしていましたが、あの山際の陰湿な部屋自体が怪しい感じもありますし・・・
真相は謎のままです・・・ 。・゜・(ノД`)ヽ(゜Д゜ )
そして後日そのことを会社の同僚に話して聴かせると、
「お化けの話は最後まで聞いてしまうと取り憑かれるんだよぉ ( ̄ー ̄)」
なんて言っていました・・・最後まで聞き取れなくて良かったねぇ。
それからというもの、私は寝床を選ぶ権利を一切失ってしまいました (;´∀`)
そして、私はというと鬼のごとく蜘蛛恐怖症になりました! ヽ(`Д´#)ノ
室内で私の前に出てきた蜘蛛はもう二度と生きて明日を拝めないから!
そのつもりで、絶対に現れることの無いように! (#゜Д゜)y-~~
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どこかで聞いた怖い話(第4回)ブログトーナメント