きのう夫とリビングでそれぞれのことをしていたら
ワイドショーで脳科学者の中野信子さんが、
水原一平氏の発言に対してコメントしていた。

「お金はいずれ返すつもりだったと言ってますが
人間って勝手にいろんな『つもり』になるんですよね。何の根拠もなく、いつか返すから今は人のお金を勝手に使っていいとか
例えばダイエットでも
何の根拠もないのに『私は◯◯までに◯キロ痩せられる。だからきょうはこれ、食べちゃう。』
とか」

私「なるほど〜 確かに〜ひらめき

夫 「(笑)M(私)もそうだよね〜」

中野氏 「不倫にしても『これは不倫じゃない。純愛だ。だから自分たちは間違ってない』
とその際中はお互い勝手に思い込んで
純愛の《つもり》になって
不倫を堂々と正当化したりして
人間の脳って自分を守るために
間違ったことも正当化してしまうことがあるんですよね」(私の記憶に基づくため細部は正確ではない)

私 「凝視笑い笑い(一瞬固まる)」
 でもすぐにさっきとまったく同じテンションで

「なるほど〜 確かに〜ひらめき

夫、どうするかな❓と思ったら
持っていたスマホにスッと目を落とし
何も聞こえなかったように無言でした真顔


夫の不倫が発覚してからもうすぐ8年になります。

8年前、日付が変わってバレンタインデーになった時
私は真夜中に電話で話す夫のヒソヒソ声で
夫の不倫を知ることになりました。

もう8年…

時の流れの速さにビックリします。

8年前の私は
8年後の自分がどうなっているのか
まったく想像できなかった。

離婚して1人になっているのか

それとも
この世に存在しているのかどうかさえ…

でも、私はこうして何だかわからないけど
一応生きてる…
夫と一緒に


きのうの午後、夫の運転で出かけた際
いつも決して通らなかった道を
夫は通った。

元、私たちの自宅があったすぐ近くに
その不倫相手の家があって…

私たちは、発覚後そこを通ることはほとんどなかった。

意識してかどうかはわからないけど。

私は気づかないふりをしたけど
その家の前を通る時
一瞬、夫がその家に視線を移したように感じた…

気のせいかな…

今までなら、絶対通らなかったはず

もう夫の中では遠い遠い昔の
「甘ーい思い出」に過ぎず、
後悔の念など少しもないのかもしれない。

事実もう、8年も経つのだから。


8年も経ったサレ妻の方は
果たしてどんな気持ちでいるかと言うと

もう何も思い出したくもない

と思う一方

今だに

何かにつけ

夫の不倫を、と言うより
不倫相手のことを

思い出さない日はない。

不倫相手が最後に私に投げつけた
「奥様にとって、私は一生疎ましい存在なのでしょう」
と言うメールの言葉

「疎ましい」なんて言葉で表現できるような
軽い存在ではありませんよ、あなたは一生…