「実はクリスマスに、家族の一員のワンコが
虹の橋を渡りました」
と、学生時代のサークルのグループラインに
メッセージがさっき来ました。
「闘病中だったとは言え、2年連続は
さすがにこたえます…」と
昨年もワンちゃんを見送ったそうで…
「気持ちは痛いほどわかるよ」
と送って
自分のことを思い出して
思わず涙がこぼれた…
「自分のこと」と言うか
自分がワンコを亡くした時の哀しさを
瞬時に思い出して
それをラインの相手に重ねてしまった。
私は看病の疲れも祟って
反回神経麻痺で声帯が動かなくなり
声が出なくなって
水さえ普通に飲み込めない状態になって
半年ほど大学病院に通った経験があるので…
彼もあんな風に哀しいんだろうな と思うと
自分のことのように哀しみが込み上げた。
その彼とは、学生時代サークル活動で
毎日会っていたし
合宿にも毎年参加して、辛いことも楽しいことも
一緒に経験し、それこそ家族同然に
人生の4年間を共有していた…
いろんなことを教わったし
人のいい彼に、かなり甘えてお世話にもなった。
純粋な人だから
家族同然のワンちゃんの2年連続のお別れは
さぞかし辛いことだろうと思うと
私まで胸が締め付けられる…
すると彼から
「ペットは感情がピュアだから、
こっちが泣くと帰らなきゃと思って迷子になるから…と去年ある人に教えられて、
今年は必死で涙をこらえています。」と。
「じゃ、私も涙をこらえます」
と返信したものの
頬に伝う涙を
止めることはできませんでした…
お別れは
どんな時も哀しいものです