この前、家で仕事をしている時にテレビをつけていて
真剣には見ていなかったので
途切れ途切れの記憶しかないけれど
盲目のピアニスト 辻井伸行さんの
お母様の育児の話をされていた。

まだ赤ちゃんの頃、辻井伸行さんはすでに
ブーニンのピアノ演奏を好み
他のピアニストの演奏と明らかに聴き分けていて
ブーニンを聴かせると機嫌がいいけど
それ以外は機嫌良くならなかった、とか

そしてまだ1〜2歳の頃のホームビデオでは
おもちゃの小さなピアノで
とても上手に「おもちゃのチャチャチャ」を
楽しそうに弾いていた。

やはり天才


うちの子どもたちは
おもちゃのピアノで、こうはならなかった笑


まぁ、私は子どもたちにそれほどブーニンは聴かせてなかったし、仕方ない笑


ところでその番組の中で
辻井さんのお母様は、あることをして
盲目の子の育児を乗り越え
さらにこのような立派な天才ピアニストを
育て上げることができた、とおっしゃっていて
(仕事をしながら聴いていたのでニュアンス違うかもしれません🙇‍♀️)
それが心に残った。

それは
天才ピアニスト育成法ではなく

「大変な育児を乗り越えられたある習慣」で
いろいろな状況にある人に
育児中でなくても有効なことだと思う。


その「ある習慣」とは

日記を書くこと


お母様は毎日日記を書き
おそらく(集中して聴けなかったので推測です🙇‍♀️)
自分の辛い気持ちをそこに吐き出し
精神状態を平静に保っていたのだろう。

もちろん、子どもの成長記録として
嬉しいことも書いたり
日々の成長やできたことできなかったこと
ピアノの練習に関することなども
書いたのかもしれない。


それは、成長記録であれ
ピアノ練習課題であれ
自身の気持ちの吐露であれ
日々の出来事や自分の思いを日記に書くという作業が
とても気持ちの整理に役立ち
日々の大変さを乗り越え
結果的に盲目の天才ピアニスト辻井伸行さんを育てることができた

というようなことをおっしゃっていたのでは
と推測し🙇‍♀️
やはり「書くこと」は
精神安定にとてもいいのだな〜と
仕事をしながら再確認したわけです。


まぁ
それを私のブログに当てはめるのは
もちろん恥ずかしすぎる行為ではありますが笑
私のこのブログ

もう5年以上も書き続けていて
いい加減「サレ妻」でもないだろう、と
自分でも思い
時々そろそろフェイドアウトしようかな…
とも思いながらも
いまだにこうしてダラダラ書いていて


でもこの辻井さんのお母様の日記の話を聞いて
やっぱり書くことは(本当は紙に書いた方がいいらしいけど)
心の安定にとてもいいのだな、と
私のこのブログも
他の人のお役には立たないけど
自分の精神安定には
やっぱりなくてはならないものだったと
改めてブログに感謝です。


そして
誰かに話したいけど誰にも話せない苦しみをここに書き、それを誰かが読んでくれているという事実もまた、心の痛みを和らげてくれる大きな要因で
こんなブログを読んで下さる方に
心から感謝しています。

お読み頂き、ありがとうございます😊