次女の転職は波瀾万丈だけどこちら


私も一応、大学卒業後一般企業に就職した。
(👆に比べると恥ずかしながら…💦)

就活は、専攻していたことが活かせる職場をメインに
学んだこととはまったく違う分野の会社も
何社か受け、それぞれ内定をもらった。

最終的にその中から2社に絞り
私は2社の間で揺れていた。

専門分野の会社(A社)は、
それほど大きくはなかったけど、職場の雰囲気もよく
何より学んだことを活かせて
やり甲斐のある仕事ができそうだった。

専門とまったく関係ない方の会社(B社)は
一部上場企業

業種も興味はあったが、知識はほぼなかった。

仕事としてはもちろん専門分野の方が面白いに決まっていた。

でも拘束時間も長くなりそうだったし
内容も責任の重さもやり甲斐と比例して
大変なことは予想できた。

一方、専門ではないB社は
専門とは違うため、一般職での採用枠

夫にはいつもいろいろ相談し
年上の大人目線のアドバイスももらっていた。

夫は、聞いたこともない地味で仕事もきつそうなA社を選ぶ要素は見当たらない、と言いたげだったけど
その頃はまだ結婚はお互いにはっきりと意識してない段階だったので、夫も「やんわり」な感想程度で
決定的な判断に繋がるような言葉はなかった。




心の中ではもちろんA社で専門分野の仕事をしたかった。

きつくてもやり甲斐のある好きな仕事を取るか

それとも福利厚生もしっかりして
女性にも働きやすい環境の整ったB社か

その頃の私の想像力は
「A社に就職したら帰りも遅くなるし
休暇も産休育休すら取れるか怪しい…
でも仕事はやり甲斐ありそうだし
一生キャリアを積みながら働けそう。

B社に就職したらきっと仕事も定時に終わって
自由な時間も持てるし
結婚出産も福利厚生がしっかりしているから
心配なさそう。
仕事のやり甲斐も…キャリアとしても望めないけど…」

この程度のことしか判断材料を見つけられずにいた。



結局いろいろ考えて
私が出した結論は…

B社

仕事の内容よりも、
福利厚生と自由時間を優先したわけだ。


A社に断りの連絡をしたところ
人事担当者はありがたくもかなり引き留めてくれた。

数日間、再考してほしいと言われ
すぐに断れず、私はまた心が揺れ動いた。

この決断は、たぶん私の人生を左右する。

A社に入ったら仕事はやりがいがあるけど
彼(夫)とはなかなか会えなくなって
きっと心の距離も離れてしまうだろうと思った。







期限の日、担当者からの電話に
結局私は「辞退」の結論を変えることはなかった。

夫にその事を伝えると
とても冷静に「そう、決めたんだね」とだけ言った。


卒業式が終わると、4月の入社式を待たずに
B社での研修が始まった。

初めての経験ばかりで
毎日クタクタだったけど
ご褒美のように1日遠足みたいな研修もあり
未知の世界に足を踏み入れて
希望に包まれていた。

あんなに丁寧に新人研修してもらえるなんて
時代が今とは違うのか

入社式を終えて本格的に仕事が始まっても
毎日必死だったけど、充実していた。

新しい生活に慣れるのに必死で
気がつくと
私の心を占めるウェイトは
彼(夫)<仕事
になっていた…


スタースタースタースター 続くスタースタースタースター





一人暮らし最後の晩餐
これだけでいいというのが、ある意味贅沢ですw
業務スーパーのアラビアータソース、ペンネ、冷凍レンコン、パルメザンチーズに、ナス、大葉で



デザートも業スーのレッドチェダーチーズ

これ、¥378で満足のおいしさ✨






🔹星マークのチョコも次回ベル