最近 夫と揉めてない。

つまり、私、あんまり壊れてない。

常に心穏やかでいられるわけではないけど
少なくとも自分の気持ちを表面に出さず
平静を保てている。


怒りや悲しみが抑えきれず
どうしようもなくなって噴き出してしまうということが、ここ3〜4ヵ月はなく、
泣きながら夫に
どうしようもない気持ちをぶつけることはしていない。


相変わらず嫌な思いは常に頭の中を支配しているけど
それでもそれを夫に言ったところで
事態は少しもよくならないと
私もようやく理解できるようになったのかもしれない。



そう
「不倫なんてみんなしてるんだから
自分だけが悪いんじゃない」と言い続ける人に
何を言っても無駄なのだ。


所詮理解し合えない人はいるものなのよ。


夫婦だからって、すべてわかり合えると
ずっと思ってた私が間違ってただけですから。


そう思うようになってから
夫がおかしなことを言っても
私は何も言わなくなりました。


私が何を言っても、
夫の心には何も響かないのだから。


言わずにゴクンと飲み込むようにしたら
夫は常にご機嫌で
私に嫌なことやおかしなことを言わなくなった。


子どもたちに関することも
もう父子の関係を私がどうこうしようとするのは
やめました。


夫に、
子どもたちにどんなに責められても寛容になれとも、
もう言う気はありません。


なぜなら
不倫した父親を責めてしまう子どもたちの気持ちも
もっともだし
父親として
不倫したことを子どもたちに責められることほど
恥ずかしいことはないのも事実で
夫が子どもたちに素直になれないのも
仕方ないよね…   と思えるから。


夫は本当にバカなことをしてしまったのね…


一生取り返しのつかないバカなことを。


夫は
「子どもたちとの関係は、
時間をかけないと解決できないから 
今は彼らの気持ちが落ち着くまで何もしない方がいい」
と言うけど
どんなに時間が経っても
子どもたちにとって、父親が不倫したということは
一生消えることはない。


夫も実はそう思いながら
時間をかけるしかないと言ってるのかもしれない。



そう思うようにしたら
子どもたちと父親の関係も
もう仕方ないと少しずつ思えるようになってきた。



夫が何を言っても
「へ〜 そうなんだ〜」
と受け流すと 毎日がだいぶ楽になってきた。


そして
「世の中、シアワセな人ばかりじゃない。
辛いのは私だけじゃない。
どんなにシアワセそうに見える人も
辛いことや悩みがないわけじゃない。

みんな辛いけど、毎日 笑顔を作って
がんばって生きてるんだ」
と思えるようになったら
だいぶ気持ちが楽になってきた…


夫が「絶対の幸福」を求めるなら
私は「相対の不幸」に堂々と甘んじようと思う。