不動産売却に燃える夫
家を売られるといろいろ不都合が生じる子どもたち
その間に立って
両者の意向をそれぞれに伝える
通訳のようなサレ妻
いろんな意味で気を遣うし
責任も感じる。
子どもたちもそれぞれ自立しているのだから
父親と断絶しながらこんな時だけ頼るのもおかしい
という考えもあるかもしれない。
でもね、
父親が不倫さえしてなければ
普通に受け継ぐことができた資産なのですよ。
夫だってあの世まで持っていくわけにもいかないし
売って現金にしても不動産のままでも
いずれにしてもいつかは次の世代が受け継ぐしかないわけで。
父親が不倫して
それを許さないから
それじゃ、当然の権利も放棄しろ、というのも
どこかおかしいと思う。
そう
だから、彼らは家を売ることに反対する権利
あると思う。
でもね、
うちの夫
そんなふうに話しても絶対に素直に受け取らないのはわかってるので
そんなことは言わない。
なので
とりあえずナツの現状(海外駐在中で持病の治療のため帰国時の拠点が必要)を夫に話す。
できるだけ冷静に、父娘どちらにも偏らず
冷静にナツの状況を説明する。
すると夫
私の話を黙って聞き
話が終わるとすぐ
間髪入れずに言った。
「わかった。
ナツがそんな状況ならマンションは持ってた方がいいね。
売るのはやめよう。
それに
どんなことになっても
お金の心配だけはしないように
ナツにはっきり言っておいてね。
それならハルと僕たちのマンションを交換して
ナツが帰国して使う時は、僕たちは(地方の)自宅かホテルに行けばいいよ。」
よかった…
夫もまだ
子どもたちを思う優しさだけは
失くしてなかった…
そんな優しさを持っているのに
夫はそれを
直接、子どもたちに伝えられない。
私を通してしか
優しさを表せないなんて…
あまりにも悲しく
不倫の愚かさを
思い知る…
スコアカウンター 買いたいです😀