先日海外に赴任したナツ(次女)から
昨夜、夫とソファで寛いでいた時に
とても嬉しいLINEが来た。


夫は私の隣でパソコンやスマホを見ながら
ゴルフや釣りや旅行の検索をしていて
私のスマホも視界の中。


夫から見えるのはわかっていたけど
隠すつもりもサラサラないので
いちいちLINEの内容をかいつまんで伝える。



ナツは赴任先での隔離期間もようやく明け
体調は小康状態ながら、
いつも天職と言っているフィールドに戻って
仕事ができるので
リモートワークもしながらがんばっていた。



驚いたことにナツは
去年のコロナ自粛中から
体調を崩しながらも
ずっとある試験に向けて準備をしていたらしい。



体調が回復しない中
将来的な不安も抱えながら勉強…


むしろ不安を消すために勉強していたのかもしれない


その試験の書類選考と論文試験に合格し
あとは面接を残すだけとなり
きのうLINEで報告…
というより
相談してきた。


高校生の頃から抱いていた
遠く大きな手の届かない
星のような夢


その試験を目指していることは知っていたけど
まさかコロナ禍の上に体調に不安のある今❓



私は正直、ナツのその夢は
ずっと夢で終わるものと思っていた。


目指すにはいろんな意味で
あまりにも大きくて遠い夢。



ナツも論文まで通過して嬉しいはずなのに
体調の不安が消せず…


そして
もしもの話だけど
面接に合格したら
それこそ世界中どこに赴任するのかわからない…



私だって論文まででも合格したなんて
夢のようだけど
何かあってもすぐに駆けつけられない所に
ナツが行ってしまうのは
やっぱり不安。


嬉しいのに


喜べない…





そしてそれを私の口からいちいち夫に伝える。



夫ももちろん喜んでいたけど
ナツから直接LINEが来ないのは
やはり寂しそう





なぜ



こんなに嬉しい知らせや不安な気持ちを



家族みんなで一緒に



分かち合えないのだろう…