

スキー場近くのコンビニにいたニャンコ
こんな雪の中、寒いでしょうに
この子たちは帰るお家🏠はあるのでしょうか…
きっとあるのでしょうね。
でなければこんな雪国で外で暮らすなんて
無理でしょう。
けっこう太ってるし。
昔、子どもの頃
猫を飼ってました。
転勤族だった我が家
2年に1度くらいの割合で引っ越ししており
その度にニャンも一緒に移動🚚
ある時、夏休みにニャンを連れて
車で4時間ほどの母の実家に帰省したとき
家から1時間ほどの休憩地で車のドアを開けた途端に
勢いよくニャンが飛び出して
そのまま消えてしまい…
家族みんなであちこち探したものの…
夕方になっても見つからず…
その日はとりあえず母の実家に行くことに。
私は兄姉と泣きながら眠りに就き
翌日からも祖父母との会話も上の空で
もしかしたらここにも来たことがあるから
ニャンも追いかけてくるかもしれないと
近くを探したりした。
もちろん見つかるはずもなく…
楽しいはずのおじいちゃんちは
悲しい滞在になり
私たちは一刻も早くいなくなった場所を探したくて
もしかしたら先に家に帰っているかもしれない
ニャンを見つけたくて予定を切り上げて
家に戻ったが…
ニャンは家にも戻っていなかった。
ずっと一緒に暮らしていたニャン…
いなくなると、家族が1人いなくなったみたいで
家の中は灯りが消えたようだった。
家族は誰も言葉にはしなかったけど
もうきっとみんな諦め始めていた…
いなくなってから10日ほど経ったある日の朝
学校に行こうと家の門を出て数歩歩いた時
前方から小さなものが歩いて来るのが見えた。
近所の野良猫❓
ニャンにしては痩せて小さすぎる…
こちらに向かって歩いて来るものを
ぼんやり見ていると
その小さなものが…
私と目が合った瞬間
ちょっと小走りに
私に駆け寄ってきた。
10日間、知らない所を彷徨って痩せ細った
ニャンだった‼️
よく帰って来れたね…
猫は帰巣本能が優れているというけど
まさか、10日もかけて帰ってくるなんて…
家族みんなで泣きながら痩せ細ったニャンに
ミルクや大盤振舞いのお刺身をあげたりした。
🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛🐈⬛
私がよく読ませて頂いているブログは
決して「ネコジャンル」や「ペットジャンル」で
検索したわけじゃないのに
ネコを飼っていらっしゃる率高めで
いつもそのネコに対する愛情が
記事から溢れ出ていて
人って動物に対しても
こんなに溢れるほどの愛情を持てるものなんだな
と、読むだけでいつも心がじんわり暖められています。
震災でみーちゃんというネコちゃんを亡くされた方の記事に心が締め付けられました。
うちのニャンも
幼かった私が
みー
と名付けました。
「100万回生きたねこ」
を思い出しました。